「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/06/24

売文

曇り空だが、気温が低く梅雨らしい空気。 月曜日らしく低調に働く。 夕方退社して、徒歩にて帰宅。

まず、お風呂。 湯船で "Three doors to death" (R.Stout 著/ Bantam books) を読む。 この本がそうだが、中編を三つまとめて一冊にして売る、というのは、 なかなか面白い手だと思う。 そう言えば、SF 小説のペイパーバックで、 全然関係のない二つの長編を一冊にして、 表と裏から読めるようにしたものがあったように思うし、 長編小説を一章ずつ分けて刊行する企画もあった。 日本の出版社も、こういう商売の仕方を少しは見習ってもよいのでは…… と書こうとしたが、いやもう世界は電子出版の時代なのであった。 おそらく、文章はお好きな分量だけバイト単位で計り売りするようになるのだろう。 いや私が知らないだけで、もうそうなっているに違いない。

夕食の支度。 冷奴(浅葱と生姜)、ポテトサラダ、鰤の漬け焼き、 らっきょうの甘酢漬け、糸若布の味噌汁、御飯。 食後に美生柑を一つ。 夜はラテン語の勉強など。