「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/01/31

小籠包

雲一つない晴天。外に出ると、北風が強いせいで、かなり寒く感じる。

午前中は定例のデリバティブ研究部会自主ゼミ。F さんによるマルコフ過程論の話の続き。Wasserstein 距離とか。ゼミ後のランチは、台湾の某名店の支店にて、小籠包のいろいろと排骨炒飯。

帰宅して、午後は税金の計算や読書など。夕食は、シンプルにおむすび(芯は梅醤)と焼き海苔と沢庵、若布の味噌汁。

「大はずれ殺人事件」(C.ライス著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)。「天才たちの日課」(M.カリー著/金原瑞人・石田文子訳/フィルムアート社)。

2015/01/30

プラリネペカン

朝から雪。丁度家を出る頃が一番激しく降っていたが、すぐに霙から、さらに雨へと変わって行った。

午後、作業が一段落ついたので、OSX の Yosemite アップグレード。最近のマシンだからすぐに済むだろうと思ったら二時間ほどかかって、その間はお勉強の時間になってしまった。「データサイエンス講義」(R.Schutt, C.O'Neil 著/瀬戸山雅人、他訳/オライリー・ジャパン)。

夕方退社。帰宅してお風呂に入ってから夕食の支度。冷奴で冷酒を五勺。のち、かけ蕎麦(若布、卵)。年が明けたと思ったら、さっさと一月が過ぎて行くなあ……と感慨にひたりつつ、プラリネペカンをつまみに赤ワインを少々。

2015/01/29

パァイサガラーの定理

今日も寒い。朝の寝床で、明日は都内でも雪が降るだろうとラジオが言うのを聞く。

昼休憩にたまたま BBC 系の podcast を聞いていて、著名な哲学者のことを語っているようなのだが、その「サーティア」みたいな発音が聞きとれない。10分ほど悩んだ後に、「ああ、サルトルのことだったか」と気付く。

そう言えばかなり以前のことだが、あるイギリス人数学者と話していて、「ここの本質はパァイサガラーの定理である」と繰り返すのがどうしても理解できない。向こうは、分からないはずがないだろう、お前はそれでも数学者なのか?的な表情をしている。あのときも相当時間が経ってから、「ああ、ピタゴラスのことであったか」と気付いたことであった。

2015/01/28

「天才たちの日課」

昨日の温かさが嘘のよう。また寒い一日。

午前中にミーティング一つ。水曜日なのでランチは外食。洋食屋にて。新刊書店で「天才たちの日課」(M.カリー著/金原瑞人・石田文子訳/フィルムアート社)を買った。天才たちが、何時に起きて、どんな食事をして、どのように仕事をして、いつ寝ていたか、といった日常生活のスタイルを一人2、3ページずつ紹介した本。「天才たち」と言っても、基本的に作家が多い。振付師のトワイラ・サープが入っているのは、やはり著者が、創造性の秘密は日常の習慣にあると思っているからだろう。冷静に考えれば、原因と結果を逆に誤解している可能性は高いが、何故かこういう話は面白いからよしとしておく。

午後はドキュメント書き仕事など。夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。湯豆腐で冷酒を五勺。のち、鮭茶漬。蜜柑を一つ。

2015/01/27

名刺の整理

曇り空。コートがいらないくらい温かい一日。

最近、種々のミーティングに出ることが多くなり、名刺整理用に良いケースがないかと探していたところ、ふと、何かの宴席でもらった一合升が目にとまった。沢山は入らないが、私は使ったものは元に戻さず一番上に置く時系列の押し出し式で整理していて、せいぜい直近百枚も入れば十分なのでこれでOK。それに「寿」とか書いてあって何だか目出たそう。

夕食はカレーの残り。赤ワインを一杯だけ。のち、パイナップルを少々。

「スイート・ホーム殺人事件」(C.ライス著/長谷川修二訳/ハヤカワ文庫)。「史記 1」(横山光輝著/小学館文庫)、読了。

2015/01/26

検索エンジン

晴天。雨が近付いているからか、けっこう温かい。

午後は若干仕事をサボって、「検索エンジンはなぜ見つけるのか」(森大二郎著/日経BP社)を一気読みする。あまりに入門的過ぎるのではないかと思っていたのだが、検索アルゴリズムの細かいところまで分かり易く書いていて、かなり勉強になった。ちょっと Knuth の本で該当のところを調べたり。それはさておき、このタイトルは日本語がちょっと変じゃないだろうか。意図的なものだろうとは思うが。

夕食。油揚げに葱を詰めて網で焼き、新潟の純米吟醸を五勺。時鮭、大根の皮のなます、御飯、キャベツの味噌汁。蜜柑を一つ。

「ものがたり史記」(陳舜臣著/中公文庫)。「スイート・ホーム殺人事件」(C.ライス著/長谷川修二訳/ハヤカワ文庫)。

2015/01/25

ビーフカレー

朝食は珈琲と蜜柑だけ。昼食はだし巻き玉子と、出来合いの鰊の甘露煮で鰊蕎麦。珈琲と林檎のデニッシュ。夕食はカレーライス。爽やかな辛さが疾走する傑作だったのだが、いつもの如くでたらめにスパイスを混ぜながら作ったので、残念ながら再現できない。思えば、ターメリックを入れ忘れたのがポイントかも。イタリアはヴェネト州の安ワインを一杯だけ。パイナップルを少々。

「ものがたり史記」(陳舜臣著/中公文庫)。「スイート・ホーム殺人事件」(C.ライス著/長谷川修二訳/ハヤカワ文庫)。

2015/01/24

TEDトーク奥義

シェアで流れてきた「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」(翻訳字幕付き)に感動。今まで聞いた TED トークの中で一番感動した。

カフェオレ、蜜柑、落花生などの軽い朝食。午前中は MacBookPro (Late 2008) の Yosemite アップデートをしつつ読書など。昼食はサッポロ一番味噌ラーメン。昼寝をした後、掃除などの家事。夕食は、牛蒡天を網で炙って冷酒を五勺。のち、塩鮭、大根の皮のなます、汁かけ御飯、油揚げと細葱の味噌汁。

2015/01/23

花を買ひ来て猫としたしむ

晴れ。北風が強くて、外はかなり寒い。

夕方退社。友がみなわれよりえらく見ゆる日ばかりなので、花でも買ってみる。八重のトルコ桔梗。しかし、家に妻がいるわけではないので、猫としたしむ。

夕食は昨日の牛筋豆腐の残りでペールエールを一杯ののち、お土産の鮨で冷酒少々。

2015/01/22

下手物

今日も朝から冷たい雨の一日。午後に一つ外でミーティング。

夕食。肉の代わりに牛筋を使った肉豆腐のエコノミー版、名付けて牛筋豆腐で赤ワインを少々。のち、ちりめんじゃこ大根おろしと焼き海苔を用意し、御飯に牛筋豆腐のだしをかけて食す。下手物かつ下品だが、うまい。


2015/01/21

かけ蕎麦

朝から霙。そのまま、冷たい雨の降る一日だった。

午後は外でミーティング。終わったのは夕方だったので、そのまま帰路につく。

帰宅して、まず風呂に入り、湯上がりにビールを一杯だけ。肴は牛筋煮込み。のち、刻み葱たっぷりの、かけ蕎麦。

2015/01/20

おでん

また十時間近く寝てしまった。冬眠してしまいそう。

夕食は昨夜の残りのおでん。大根、蒟蒻、牛筋、牛蒡天で冷酒を少々。冬はこれだなあ。のち、ちりめんじゃこ入りの卵かけ御飯、油揚げと細葱の味噌汁。蜜柑を一つ。

夜の読書は「血の収穫」(D.ハメット著/田中西二郎訳/創元推理文庫)。

2015/01/19

刺客列伝

また十時間近く寝てしまった。もし無理に起きなかったら、いくらでも眠れるのかも知れない。

出勤して粛々とドキュメント作成仕事。夕方退社。風呂に入ってから夕食の支度。おでん(牛筋、大根、蒟蒻、牛蒡天)で冷酒を少々。のち、ちりめんじゃこ大根おろし、御飯、油揚げと細葱の味噌汁。食後に蜜柑を一つ。

「史記列伝 (二)」(小川環樹・今鷹真・福島吉彦訳/岩波文庫)より、「刺客列伝」の章。確かどこかで、これを「世界初のスパイ小説」としている評論を読んだことがある。確かになるほどな、という感じ。「史記列伝」全体がそもそもスパイ小説的だが、「刺客列伝」のテーマは「士は己を知るもののために死す」。自分を高く買ってくれた人のため、一撃必殺を目指し死地に赴く殺し屋たちの宿命を描く一編。

2015/01/18

オカルトのセンス

特に何事もなく平穏無事な休日。秋鮭、納豆、白菜浅漬、御飯、大根の味噌汁。オムライスと赤ワインを一杯だけ。ココアとシナモンロール。大根と牛肉の煮込み、焼き海苔、御飯、キャベツの味噌汁、蜜柑を一つ。

「火刑法廷」(J.D.カー著/加賀山卓朗訳/ハヤカワ文庫)、読了。子供の頃に初めて読んだときにも、それほどの傑作かなあ、と思ったものだが、新訳版で今読み返しても、少なくとも史上ベストテン級とは思えない。佳品であることは間違いないので、趣味の問題だろう。何より私にオカルトのセンスがないことが効いていると思う。

2015/01/17

負の金利

午前中は定例のデリバティブ研究部会自主ゼミ。金融関係者の雑談はスイスフラン急騰の話題で持ち切りかなあ、と予想していたのだが、金利は当然マイナスの値もとりうるものとしてモデリングするべき時代になったのでは、といった、やや学術的なお話など。お金を貸すと利子をとられ、お金を借りると利子がもらえるなんて、変な世界だなあ。ゼミ後の参加者によるランチは蕎麦屋にて。鴨せいろ。

帰宅して、平穏無事な静かな休日。アボカドの刺身を肴に昼間からワインと「骨と沈黙」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ文庫)。

夕食は、冷蔵庫にアボカドとボローニャソーセージが残っていたので、この二つで散らし寿司風の丼もの。美味しくなくはなかったが、別々に食べた方が良かった感じ。他に白菜の浅漬、キャベツと生姜の味噌汁。

夜も静かに読書など。「骨と沈黙」、読了。良いものを読んだなという充実感があった。


2015/01/16

マイケル・イネス

夜の間に雨は上がって、朝から晴天。

昼休みに古書店で「ハムレット復讐せよ」(M.イネス著/成田成寿訳/世界探偵小説全集 300/早川書房)を買う。昭和32年に出版されたポケミス版の方。今は、ハードカバーで滝口達也氏による新訳が出ている。難解かつハイブロウ過ぎることで定評ある作品だが、旧訳の方はどうだろうかと思って買ってみた。ちなみに、成田成寿は高名な英米文学の専門家とは言え、ミステリのような娯楽作品を訳するのはまた違う話だろうから、出来栄えに興味のあるところ。

夜は仕事先の方々と神保町で新年会。

2015/01/15

雨降り

朝から夜まで冷たい雨が降る一日。風も強い。

夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。秋鮭のアラを焼いて、高野豆腐と卵の煮物、白菜の浅漬、御飯。

夜は心静かに「骨と沈黙」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ文庫)を読みつつ、赤ワインを少々。

2015/01/14

初芝居

夕方早めに退社、外で一つ用事を片付けてから歌舞伎座へ。「壽初春大歌舞伎」夜の部を観劇。「番町皿屋敷」、「女暫」、「黒塚」。「女暫」が大変にめでたかった。

「女暫」の巴御前は玉三郎。私は二十五年くらい前から玉三郎を観ているが、若い頃はあまりに綺麗過ぎて歌舞伎の枠からはみ出してしまっているようなところがあった気がする。私の感覚が年寄臭いからか、今が丁度良いくらいに思う。しかし、私が観始めた頃でも玉三郎は既に四十歳くらいだったので、当時すら、いやいや若い頃の玉三郎はこんなものではなかった、光輝くような美しさだったのだ、と私に観劇歴自慢をする芝居好きがいたものである。その頃を見てみたかったのは確かだが、舞台芸術とはそういうものなのでしようがない。むしろ今、目の前にあるものの良さを味わうべきだろう。

2015/01/13

今年の目標

シムノンのメグレ警視シリーズを読むのを老後の楽しみにとっておくなんて言っても、良く考えれば、私は何か楽しみを後回しにする年齢だろうか。セネカも書いていたと思うのだが、生きることをやめる頃になって生きることを始めようとは何と愚かしいことであろうか、長生きする保証もなければ、計画どおりに事が運ぶはずもないのである。

そんなわけで、もう一月も中旬だが、今年の目標はヴェルギリウスの「幸うすき人間どもにとって、まさに最良の日は真っ先に逃げていく」という言葉を忘れず、特に楽しいことやしたいことは後回しにせず、今を楽しく生きることにしよう。非常に難しいことではあるが。

2015/01/12

競馬スリラーと老後の読書について

珈琲、ヨーグルト、蜜柑。ボローニャソーセージとスクランブルドエッグ、納豆、大根の漬物、御飯、大根と麩の味噌汁。回鍋肉、白菜の浅漬、御飯、蕪の味噌汁。焼き鳥と赤ワインとディック・フランシスで静かに夜を過す。毎日がこうだといいのだが、命限りある身には一週間に一二回というところが相応しいのかも知れない。

「興奮」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1007)、読了。今さらだが、ディック・フランシスが面白い。「競馬スリラー・シリーズ」なんて謳われているものだから、競馬に何の興味も知識もないとつまらないだろう、と思い続けて三十年、とんでもない勘違いをしていたものである。フランシスは多作で四十くらいは作品があり、これから初心のままにそれらを読めるのだから、ラッキーと言えなくもない。

私は老後のために、シムノンのメグレ警視シリーズを全て未読のままにしているのだが、このフランシスの件のように、実はごっそり未踏の沃野が他にも色々あるのかも知れない。それなら、老後のためになんて吝嗇くさいことを気にせず、どんどん読む方がいいのかも。

2015/01/11

日曜日

珈琲、蜜柑。卵かけ御飯にちりめんじゃこ、大根の漬物、じゃが芋と若布の味噌汁。パン・オ・ショコラ、珈琲。出来合いの身欠き鰊の甘露煮を使って鰊蕎麦。焼き鳥でビールを飲みつつ、静かに夜を過す。幸福な休日である。

「史記列伝 (一)」(小川環樹・今鷹真・福島吉彦訳/岩波文庫)、読了。「ポー名作集」(E.A.ポー著/丸谷才一訳/中公文庫)、読了。「興奮」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1007) 。

2015/01/10

土曜日

特に何もない土曜日。普通に家事をして、料理をして食べて、本を読んでいた。おそらく、明日も明後日もそうだろう。

「バスク、真夏の死」(トレヴェニアン著/町田康子訳/角川文庫)、読了。「ポー名作集」(E.A.ポー著/丸谷才一訳/中公文庫)より「盗まれた手紙」、「マリー・ロジェの謎」。

2015/01/09

バスク国

午前は六本木、午後は三田。珍しくあちこちを出歩いた一日。一旦オフィスに戻ってから、夕方退社。散髪のついでに近所のハンバーガー屋でアボカドバーガーとビールの夕食。

髪を切ってもらいながら「バスク、真夏の死」(トレヴェニアン著/町田康子訳/角川文庫)を読む。バスク地方への偏愛はいかにもトレヴェニアンだが、そこを除けば、こんな小説も書けるんだなあ、という意外感。

2015/01/08

閑中忙あり

年明けのせいか、私にしては珍しく打ち合わせやミーティングが多い今週。しかし、今日は丸一日空いていたので、滞っていた作業をかなり進めることができた。

夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。ハムエッグ、キャベツの炒め物、小松菜の胡麻和え、御飯、長葱と麩の味噌汁。食後に蜜柑を一つ。

「バスク、真夏の死」(トレヴェニアン著/町田康子訳/角川文庫)。

2015/01/07

Todoリスト

私は独身なので、しなければならない細々とした家事がけっこうある。仕事でもやはり細々した To do がある。この頃は物忘れも激しいので、何かに書き留めるのが良かろう。しかし、紙に書くのも大変で、閲覧と管理が難しい。プログラマなら Github で管理するところなのかも知れないが、さすがに「白菜を使い切る」なんてチケットを切りたくない。

そこで、今年からオンラインの To do 管理 "Toodledo" を試してみている。設定箇所が沢山あるのでとっつきは悪いものの、一度カスタマイズしたあとは、不満なく使えている。つい先日からだと思うのだが、いつの間にか追加されていた "Habits" という定期的な習慣のチェック機能も便利。

2015/01/06

温かい雨

小寒の日だが、午後から生温かい風とともに小雨が降り出した。夕方、雨足が弱まったところを帰る。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。白菜、長葱、春菊を大量に消費するにはやはり鍋。鶏鍋とそのあとの雑炊。蜜柑を一つ。

「史記列伝 (一)」(小川環樹・今鷹真・福島吉彦訳/岩波文庫)、「興奮」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1007)。

2015/01/05

菜飯

一週間ぶりの神保町。まだ街に人が少ないような気がする。

夕方帰宅して、風呂に入ってから夕食の支度。鶏腿肉の漬け焼きに青梗菜の塩炒め添え、大根の浅漬、蕪の葉の菜飯、春菊の味噌汁。蜜柑を一つ。

大抵の料理はそうかも知れないがとりわけ菜飯は塩加減が命で、濃くても薄くても美味しくない。どちらかと言えば、薄過ぎると酷く不味いので、やや強めに利かせるのがコツ。

「史記列伝 (一)」(小川環樹・今鷹真・福島吉彦訳/岩波文庫)、「興奮」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1007)。

2015/01/04

四日

十時間くらい軽く眠れる。何かからの逃避だろうか。今日は実家から荷物が届く。中身は乾物と庭か畑で採れた野菜類。一昨日も知人から野菜を送ってもらったし、これで二、三週間は生きて行けそうだ。

夕食は鶏肉と、いただいた白菜、長葱、春菊、大根で鶏鍋。あとは雑炊。ビールを一杯だけ。極楽極楽。

2015/01/03

三が日

また 8 時過ぎまで寝てしまった。珈琲、ヨーグルト、蜜柑だけの簡単な朝食。午前中は本など読んでのどかに過す。昼食は御節料理の残りと焼いた蓬餅と春菊の味噌汁。

午後も同じ調子で幸福な三が日。こうやって毎日暮らしていければいいのだが、いや、そういう選択肢もなくはないのだが、何の因果か今年の荒波に突入していかねばならないのだなあ。そしてその結果、来年の今頃はどうなっていることやら……

夕食は、そうだ三が日と言えばカレーだよね、と思い、買っておいたレトルトのカレー。茹で卵とキャベツの千切りを添える。赤ワインを少々。

2015/01/02

正月二日

9 時近くまで寝床でごろごろしていたのだが、親切な知り合いが帰省先のご実家から送って下さった荷物が到着し、ふらふらと起き出す。中身は大量の野菜。どうやってこれを食べ尽そうか、と楽しい計画。柚子とレモンはポン酢に仕込むとして、白菜は鍋と浅漬、蕪は糠漬、それから……

ヨーグルトと珈琲と蜜柑で目を覚ましたあと、荷物の中に入っていた蓬餅を焼いて朝食。昼食は昨日、実家で詰めてもらって持ち帰った稲荷寿司と御節料理の残りで、ローヌの安ワインを少々。午後も読書などしてのんびり過す。おやつに、これまた有り難い荷物の中に入っていた鳴門金時をオーヴンで焼く。

夕食はまだまだある御節料理の残り。ワインを少々。実家で作った餅を焼いて、大根下ろしと醤油で食べる。長葱の味噌汁と。

2015/01/01

お正月

実家にて、朝はお屠蘇と御節料理、昼は茶碗蒸しと稲荷寿司と巻き寿司。

かなり早く向こうを出たのだが、おそらく各地の悪天候のせいであろう、私の乗る予定の飛行機も遅れ、東京の自宅に辿り着いたのは夜の 9 時。