「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/04/30

鰻とアスパラガス

いつもの和風朝食のあと、四日ぶりに出勤。なんだか喉がいがらっぽくて咳が出る。また風邪かなあ、と思いつつ、午前中は地味な作業。水曜日なので昼食は外食。近所のインド料理屋にて、野菜のカレーとナン。午後は統計の勉強などして、夕方退社。

帰宅して、まず風呂。湯船で「美味礼讃」(ブリア-サヴァラン著/関根秀雄・戸部松実訳/岩波文庫)の「ヴァリエテ」より、「鰻の御馳走」と「アスパラガス」を読む。「アスパラガス」は、ほのぼのとしたなかなかいい話だ。「美味礼讃」は、面白い話が下巻の「ヴァリエテ」に集中している。

御飯を炊く間に、油揚げに梅醤を挟んで網で焼き、冷酒を五勺ほど。のち、じゃがバタにパセリ、卵かけ御飯、蕪の葉の味噌汁。食後にマンゴーとバナナとヨーグルト。蒸したじゃが芋の残りを使って、ポテトサラダを仕込む。

2014/04/29

普通の休日

祝日で連休四日目。今日も一人静かに閑暇に憩う。

一日を要約すると、洋風の朝食をとり、朝風呂に入り、「統計学とは何か」(C.R.ラオ著/藤越康祝・柳井晴夫・田栗正章訳/ちくま学芸文庫)、「文章読本」(丸谷才一著/中公文庫)などを摘み読みし、トマトのスパゲティーニとラム肉の漬け焼きの昼食をとり、昼寝をし、読書の続きをし、再び風呂に入って湯船で「夷齋筆談」(石川淳著/冨山房百科文庫)から「權力について」を読んでやはり「韓非子」は重要だなと思い、湯上がりに冷奴でビールを飲み、トマトとアボカドの丼などの夕食を食べ、夜は「薔薇の名前」(U.エーコ著/河島英昭訳/東京創元社)を読んでいる。

つまり普通の休日だった。

2014/04/28

夢の不思議

今日は平日だが、四連休化するためお休み。家に引き籠って、ひとり閑暇に憩う。

``..., but if you assume that he did nothing whatever I won't argue --- that is, nothing but eat, sleep, read, drink beer, and play with orchids." (from ``If death ever slept" by R.Stout)

今日の昼寝で、twitter 社から炎上リツイートを消火するためのアルゴリズムを依頼され巧妙なアイデアを思いついて感激する、という夢を見た(言うまでもなく、仕事を依頼されるところから夢である)。しかし、目が覚めてみると、そのアルゴリズムとは炎上リツイートと同じ文章はサーバが表示しない、というだけなのだった。なぜ、夢の中ではあんなにすごいアイデアだと思ったのだろうか……

2014/04/27

ピークの間隔は3

午前中は「統計学とは何か」(C.R.ラオ著/藤越康祝・柳井晴夫・田栗正章訳/ちくま学芸文庫)を読んだり。ある動物の毎年の個体数を調べていると、おおまかに三年周期であると分かった、これは「新発見」だろうか、という問題が出ている。

ランダムな数字が三つ並んでいれば、(同点を無視すれば)真ん中の数が一番大きい確率は明らかに三分の一である。同様に、乱数列の中のあるデータがピーク(前後よりも値が大きいデータ)である確率も三分の一であり、ピークの個数の期待値はデータ数の三分の一である。したがって、ピークの間隔は約 3 になる。つまり、ランダムなデータ列からは常に周期 3 が読み取れてしまう!

ほほう……と感心して読んだのだが、あるデータがピークになる確率が三分の一になることはいいが、二つのデータがそれぞれピークになるかどうかは独立ではないので(例えば、あるデータがピークなら、その次のデータはピークになりえない)、列の中のピークの個数の確率分布を正しく求めることはかなり難しそうに思える。おそらく既知だとは思うが、腕に覚えのある方は計算してみてはいかがだろう。連休の暇つぶしとして。

2014/04/26

土曜日

朝から良い天気で、気温も高い。珈琲、ヨーグルト、キウイだけの軽い朝食。洗濯をしてから、朝風呂。

午前中は読書などで過し、早めの昼食。ポテトサラダでギネスを一杯だけ、のち、春キャベツとベーコンのスパゲティ。

食後にしばらく昼寝してから、近所のスーパーに買い出し。あと三日間、外に出なくて良いように十分に食材を仕入れる。

夕食は、メインに鮭を焼き、他に野菜サラダに柚子ドレッシング、納豆と御飯、蕪の葉の味噌汁。

2014/04/25

連休前夜

6 時起床。これくらいの時間に起きるのが丁度良さそう。いつもの通りに納豆、目刺し、糠漬の朝食を用意して食べ、惣菜の残りを適当に弁当に詰めて出勤。今日もまた朝から気温が高い。初夏の陽気になりそうだ。

出社して静かにお仕事。昼休憩に古書店で C.R.ラオの統計学の教科書を買った。絶版になっていることもあり、そのお値段なんと一万円。すっかり日焼けして、修理までしてあるのに。午後も同じ調子で過して、夕方退社。

来週の月曜日は休みをとったので、明日から四連休。何の予定もないので、自宅に籠って平穏無事に過すことになるだろう。

2014/04/24

早寝早起き

今日も 5 時に起きてしまい、暇を持て余して「統計学とは何か」(C.R.ラオ著/藤越康祝・柳井晴夫・田栗正章訳/ちくま学芸文庫)を読む。これは何度読んでも新たにはっとする箇所がある。朝風呂、朝食、弁当作りののち出勤。急にまた温かくなり、初夏の陽気。昼間は上着もいらない感じ。

午前、午後と粛々とお仕事に励む。が、どうも今日は頭が働いていない感じで、調子が悪い。きっと、このくらいが普段のレベルになっていくのだろうなあ。悲しいことではあるが……。

夕方退社して帰宅。油揚げを網で焼いて、ロゼを少々。アボカドの刺身を山葵醤油で。のち、野菜炒めを作ってスープをとり、タンメンにする。夜は、「競売ナンバー49の叫び」(T.ピンチョン著/志村正雄訳/筑摩書房)を読んだり。

2014/04/23

ピンチョン

最近、早寝早起きになっていて、今日は 5 時起き。出勤まで中途半端に時間があるので、何故か本棚から「競売ナンバー49の叫び」(T.ピンチョン著/志村正雄訳/筑摩書房)を手に取り、読み始めてしまったり。

オフィスに出勤して午前中は少し勉強など。水曜日なので昼食は外食。近所の中華料理屋にて。午後は本郷に移動して、ミーティング。出先からそのまま帰路につく。

帰宅して、まず風呂。湯船の読書は「美味礼讃」(ブリア-サヴァラン著/関根秀雄・戸部松実訳/岩波文庫)。湯上りに油揚げに刻み葱を詰めて網で焼き、ロゼを一杯だけ。のち、春野菜のサラダ、鶏肉と人参のカレー、赤ワインを一杯だけ。食後にキウイを一つ。夜も「競売ナンバー」を読む。

2014/04/22

カレー弁当

朝は天気も良く、気温も高かった。いつもの納豆と目刺しと糠漬の朝食のあと、昨夜仕込んだカレーの弁当を持って出動。カレー、黒米入りの御飯、生野菜と試験管に入れたドレッシング。試験管は実は、いただきもののお菓子のケースだったものの再利用。

午後は定例ミーティングなど。夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。冷奴、玉葱スライス、焼き鮭、だしまき、御飯、長葱の味噌汁。食後にキウイを一つ。

2014/04/21

カレーを作る夜

今日も寒く、朝から小雨が降っている。

やはり月曜日は調子が悪いなあ、と思いつつ、午前午後と低調気味にお仕事。夕方退社。

帰宅して、風呂に入ってから夕食の支度。御飯を炊く間に、冷奴と焼き蚕豆で偽ビールを一杯だけ。アボカドがいい感じに熟れてきたので、鮪のすき身とアボカドの丼。油揚げと絹莢の味噌汁。

夜は明日以降のためにチキンカレーを仕込んだり。生姜、大蒜、玉葱、セロリの微塵切りを気長に炒め、あとの具は鶏肉と人参。明日の弁当は自家製カレーだな。

2014/04/20

日曜日のトラブル

朝食は珈琲、ヨーグルト、キウィ、バナナだけであっさり。

Mynd のユーザ数が急増しているので、この週末に何事か起こるのではないかと怖れていたのだが、やはり毎朝配信の "Daily" が多くのユーザに配信されないトラブル発生。メンバが休日出勤で必死の対応にあたってくれ、何とか収束した模様。

早めの昼食は、大量の野菜を消費すべくボウルに一杯のトスドサラダ、ベーコンエッグにアスパラガスのソテーで、ロゼを一杯だけ。のち、珈琲とパン・オ・ショコラ。

夕食は、菠薐草のひたし、キャベツと人参とベーコンの炒めもの、葱とろ丼、絹莢の味噌汁。

2014/04/19

春野菜

今日も昨日に引き続き寒い。珈琲とキウイだけの朝食のあと、洗濯していると、荷物が到着。知人がご実家から春野菜のあれこれを大量に送って下さった。左画像はそのごく一部。うまく使い切るのはなかなか難しいが、やりがいのある課題である。

そのあとデリバティブ研究部会の自主ゼミに出かける。条件付き期待値とマルチンゲールのおさらい。次からは加法過程。メンバによるゼミ後のランチは焼き肉。

帰宅して昼寝。午後は食材の買い出しや、家事あれこれ。夕方になって、お風呂に入ってから夕食の支度。冷奴と、網で焼いた蚕豆で、偽ビールを一杯だけ。のち、春野菜を使って……ラーメン。簡単な方法に逃げてしまった。

2014/04/18

ささやかにブレイク中

急激に気温が下がり、今日は雨模様の一日。

Mynd アプリが AppBank でも取り上げられ、今日も(ささやかな)ブレイク状態。ユーザの絶対数は大したことはないのだが、登録の急増が原因でシステムのあちこちが軋んでいるらしく、担当者たちが慌てて対応している。とりあえず、簡単に出来る対策は全て盛り込んでしのぎ切ったようだが、この週末は大丈夫だろうか……と嬉しい不安。とは言え、これはあくまで一時的なので、二の矢、三の矢と続けて、さらにユーザを増やしていきたいところだ。

夕方退社して、散髪に行き、帰り道にカツカレーを食べて帰宅。夜は「黄色い部屋の謎」(G.ルルー著/宮崎嶺雄訳/創元推理文庫)を読んだり。読了。やはり、古典的名作とされるだけあって、良く出来ている。

2014/04/17

アボカド丼

今日もいい天気で温かい。日中は暑いくらいだった。

出社。一昨日に公式プレスした "Mynd" が、今日は "THE BRIDGE" でとりあげられ、モデストかつささやかにブレイク。ユーザ数がちょっと増えて、オフィスもやや春の陽気。もう少し勢い良くユーザ数が増えれば、「オレたち、グ○シーの倒し方、知ってますよ…しかも3分でね」とか、地味な法螺を吹き出すかも知れない。

夕方退社して帰宅。風呂に入って湯船で「ウィトゲンシュタインはこう考えた」(鬼界彰夫著/講談社現代新書)を読む。湯上がりに、焼き蚕豆でロゼワインを一杯だけ。のち、塩鮭、アボカドと卵と菠薐草の丼、若布の味噌汁。食後にキウイを一つ。

2014/04/16

水曜日

初夏の陽気。朝はちょっと涼しいが、日中はもう春とは言えない温かさ。

出勤して御前午後と静かにお仕事。水曜日なので昼は外食。近所のインド料理屋にて、三種のカレーセット。羊とカジキマグロと茄子のカレーに、ナンではなくてロティ。午後も同じ調子で過して夕方退社。

帰宅してお風呂。湯船で「ウィトゲンシュタインはこう考えた」(鬼界彰夫著/講談社現代新書)を読む。湯上がりに、焼き蚕豆と冷奴で偽ビールを一杯だけ。のち、豚丼を作り、長葱の味噌汁と。

2014/04/15

メガネ男子

ずいぶんと温かくなった。いつもの和風朝食を作って食べ、お弁当を適当に詰めて出勤。

午後は定例ミーティング。「伝道」担当の新入社員が入り、そろそろ宣伝をしていきましょうか、という相談。ちなみに新入社員もまた眼鏡で、メガネ男子率100パーセントをキープ。

夕方退社して帰宅。風呂に入って湯船で「最後の晩餐の作り方」(J.ランチェスター著/小梨直訳/新潮社)を読む。再び読了。湯上がりに、油揚げに葱を詰めて焼き、偽ビールを一杯だけ。冷奴、菠薐草ひたし、塩鮭、御飯、三葉と豆腐の味噌汁。食後にキウイを一つ。

2014/04/14

月曜日

気温は下がったが、春らしい陽気だ。いつもの納豆と目刺しと糠漬の和風の朝定食を作って食べ、肉じゃがの残りを弁当に詰めて出勤。

月曜日らしくオフィスでは低調気味。昼休憩に古本屋で「黄色い部屋の謎」(G.ルルー著/宮崎嶺雄訳/創元推理文庫)を買う。古典ミステリ再読計画の一環。夕方退社。

帰宅して、風呂に入ってから夕食の支度。浅蜊の酒蒸しの醤油バター風味に三葉、肉じゃがの最後の残り、豚肉のマスタード焼きにキャベツ千切りで、偽ビールを一杯だけ。のち、出来合いの卵麺で長葱の黒酢焼きそば。食後にキウイを一つ。

2014/04/13

フィリップス氏

今日も良い天気。珈琲、ヨーグルト、果物だけの朝食をとってから、朝風呂。湯船で「最後の晩餐の作り方」(J.ランチェスター著/小梨直訳/新潮社)を読む。同じ作者の「フィリップス氏の普通の一日」も翻訳されていたのだが、既に amazon.co.jp には陰も形もない(原書 "Mr Phillips" 以外は)。有名作家だと思うのになあ。本の、特に翻訳本の消え去るのは速い。

午前中は家事のあれこれ。昼食は近所のイタリア/スペイン料理屋にて、会食。以前、大学勤務時代にお世話になった元秘書の Y さん。この四月から東京の某独立行政法人に出向されているので、そのご挨拶に。

夕食の支度。昼に食べ過ぎたので、鮪とアボカドの小さな丼、浅蜊と三葉の味噌汁。鮪、アボカド、マヨネーズという身体に悪そうなコンビネーションが妙に美味しいのは、人間のある種の業でもあろうか。

2014/04/12

蚕豆を焼く

ああ良く寝た。珈琲とヨーグルトだけの朝食ののち、朝風呂。湯船で「最後の晩餐の作り方」(J.ランチェスター著/小梨直訳/新潮社)を読む。

午前中は洗濯をしてから、食材の買い出しに行く。季節らしく浅蜊、蚕豆、キャベツなどは美味しそうだし、安い。筍は高くて手が出ず。その後は昼まで「僧正殺人事件」(S.S.ヴァン・ダイン著/日暮雅通訳/創元推理文庫)の続きを読む。読了。うーむ、オフビート。心理学的側面からこの事件の犯人は数学者だとぼくは最初から断定していたよ、みたいな。

昼食の支度。網で蚕豆を焼き、ロゼワインを一杯だけ。冷奴で一休み。のち、浅蜊と三葉のアーリオオーリオ。食後にしばらく昼寝。午後ものんびり暮らす。

夕方になり、再び風呂。湯船の読書は「ウィトゲンシュタインはこう考えた」(鬼界彰夫著/講談社現代新書)。夕食の支度。肉じゃがの残りに三葉、キャベツの炒め物、鮪のづけ丼、しめじと油揚げの味噌汁。

2014/04/11

だあれが殺したコック・ロビン!

昨日ほど温かくはないが、今日も良い天気。

出勤して粛々とお仕事。午後はミーティング。三年目にして弊社にも新人が入るらしい。肩書は「エヴァンジェリスト」になりそうな感じだった。

夕方退社して帰宅。昼のチキンカツカレーが重過ぎて、あまり食欲がない。いつもより一時間くらい遅くに、あっさりとしたキャベツと卵のラーメンを作って食べた。

夜は「僧正殺人事件」(S.S.ヴァン・ダイン著/日暮雅通訳/創元推理文庫)を読んだり。古典ミステリ再読計画。

2014/04/10

肉じゃがの小鉢

今日は 25 度近くまで気温が上がるそうだ。憎き夏がまたやってくるのだ。夏のやつは、つい先の曲がり角で様子をうかがって、私を棍棒で殴りつけようと待ち構えているのだ。

夕方退社すると、外は汗ばむような陽気。そして、ものすごい風。春の嵐だろうか。帰宅して風呂に入り、湯船で「美味礼讃」(ブリア-サヴァラン著/関根秀雄・戸部松実訳/岩波文庫)を読む。

夕食の支度。ベーコンエッグ、キャベツの千切り、長葱と油揚げの味噌汁、御飯。ちょっと品数が足りないなと思ったので、明日の主菜のつもりだった肉じゃがを作り、小鉢で添える。食後にキウイを一つ。

2014/04/09

反哲学的断章

今日も温かい。昨夜お土産に詰めてもらった鯛飯のお弁当を持って出勤。

午前中は神保町のオフィス。さすがにプロの鯛飯はうまい。午後は本郷に移動。姉妹的関係にある遺伝子解析系の某スタートアップ会社にてミーティング。終了後、自宅に直帰。

油揚げに葱を詰めて焼いたものを肴に、赤ワインを少々。のち、豚肉と長葱としめじを茹でた小鍋に饂飩をほぐし、醤油と味醂ベースのたれにつけて食す。

夜は「反哲学的断章」(L.ウィトゲンシュタイン著/丘沢静也訳/青土社)を読んだり。ウィトゲンシュタインの手稿の中から、直接に哲学的著作の一部と思われないようなメモを集めたもの。あまりに私的なものは除かれていたりと、ある程度選択されているのだが、それでも種々雑多で、妙な記述もあり、これは深い哲学的考察なのか、しょうもない思い付きなのか、悩ましいものもある。例えば、「ファイリング・キャビネットの適当な場所に、新しい引き出しをひとつつけると、信じられないほど便利だ」、とか。

2014/04/08

河豚と辞世のハイクと鯛飯

咳がまだしつこく残っているが、体調はほぼ回復。

夜は、元・孤高のハッカー、現・IT インフラ会社代表取締役の N 氏と代々木にて会食。春の河豚。ついこの前、法人成り以来初めて自分に給料を出せるようになったので焼き鳥とホッピーでお祝いをしたい、とおっしゃっていたのだが、なぜか下関の虎河豚尽しと相成った。

きっと商売が順調なのであろうなあ…と思っていたのだが、日本酒をあおるように痛飲するお姿からして、経営者ならではのご苦労とご心痛があるのかも知れぬ。辞世のハイクを詠みたい、とか、つぶやいておられた。もちろん、私のようなサラリマンには辞世のハイクを読むことは禁じられているが、お気持ちのほどは察せられた。

私の方は病み上がりなので酒は最初のビール少々だけにして、河豚料理のあれこれに集中。もう春なので鍋と雑炊の代わりに、焼き河豚と鯛飯。鯛飯は沢山残ったので、折詰にしてもらった。明日の昼のお弁当にしよう。お弁当が料理屋の鯛飯……うふふ楽しみだな。

2014/04/07

空咳

まだ空咳が残っていて完治とは言い難いが、活動できるレベルにはなった。朝食も弁当も通常通りに作り、出勤。

とは言え、旅行土産にいただいたお菓子をもぐもぐ食べながら、何をしてたんだっけ……と思い出しているうちに一日が過ぎてしまう。夕方退社。天気は良いが、気温は低い。明日からは温かくなるらしい。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。簡単に鍋焼饂飩。夜は「最後の晩餐の作り方」(J.ランチェスター著/小梨直訳/新潮社)を読んだり。やはり、風邪が抜け切るまでもうちょっと、明日の朝に完治、という感じか。

2014/04/06

続続々・春の風邪

かなり良くなってきたが、なかなか抜け切らないなあ、という感じ。

朝からまず洗濯。着るものがないので兎に角、洗濯だけはせざるを得ない。次は買い出し。新鮮な食材もなくなりつつあるので、水曜日から四日ぶりに外出し、スーパーへ。しかし、掃除などその他の家事は全てお休み。

夜になって、体温も平熱安定、咳もほぼおさまった。明日は久しぶりに出勤できそう。でも、朝になってみないと分からない。

2014/04/05

続々・春の風邪

症状はかなりおさまったが、微熱と平熱を行ったり来たりくらいの感じで倦怠感。主に寝室でウッドハウスを読んだりして過す。

2014/04/04

続・春の風邪

今日も自宅療養。自分で食事の支度ができるところまで改善したが、ウィルスを撒き散らしている状況なので、出社は控えておく。

2014/04/03

春の風邪

風邪でダウン。自宅療養。

春の風邪ひとになさけをかけにけり (久保田万太郎)

2014/04/02

価格

体調は相変わらず今一つのまま週の中日に至った。いつもの朝食のあと出勤。

水曜日なので昼は外食。スープカレーの店。この店では、税込価格を据え置いたようだ。品は変わっていないようだが、3 パーセント程度の変化なら気付かないだろうから何とも言えない。ついで珈琲豆を買いに喫茶店へ。こちらは一割ほど値上げしていた。このタイミングで実質的な値上げ戦略に出たのだろう。それぞれどういう結果になるだろうか。価格決定はなかなか難しい問題である。

夕方退社。一旦自宅に戻ってから、再び外出。丸の内へ。イタリア料理屋にて会食。デリバティヴ研究部会自主ゼミのメンバの一人が日本留学を終えて帰国するので、そのお別れ会。

2014/04/01

新年度

良く寝たせいか、かなり体調が回復。でも、まだ風邪気味。症状は喉から鼻に移った模様。いつもの朝食と弁当作りののち、出勤。

若干ぼうっとしながら色々の一日。午後は定例ミーティング。弊社は四月一日に営業開始したので、一応今日からが新年度だろう。二年が経過したが、なかなかうまく行かないものだなあ。

帰宅してまず風呂。湯船の読書は「コスモポリタンズ」(W.S.モーム著/龍口直太郎訳/ちくま文庫)より、「洗濯盥」と「社交意識」を読む。夕食の支度。ベーコン、大蒜、じゃが芋、玉葱、人参のスープ、鮭と卵と長葱の焼き飯。白ワインを一杯だけ。食後にオレンジを一つ。