「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2016/11/03

芋を焼いたり煮たり

祝日だがいつもと同じやうに起床して、いつもと同じやうにラテン語と數學基礎論の勉強を三十分づつ。湯船で「茶話」(薄田泣菫著/冨山房百科文庫)を讀みながらゆつくり朝風呂。晝食までは書き物仕事を少し。

晝食はマリナーラソースを作つて、小松菜のポモドーロ。赤ワインを一杯だけ。チーズを少し切る。午後は、「バベルの図書館」(J.L.ボルヘス編纂・序文 / 国書刊行会)の「ロシア短篇集」の巻よりトルストイ「イヴァン・イリイチの死」(川端香男里訳)や、 "The importance of living" (Lin Yutang / Harper)など。三時には薩摩芋をオーヴンで焼き芋にして食べた。近所の八百屋で一袋(四本)百円で買つたのだが、意外に美味しい。

夕方になつて再び風呂に入つてから夕食の支度。豚肉の漬け焼き、キャベツ千切り蒸し、豚汁、押し麦入り御飯。ついでに小芋の煮物も仕込んでおいた。これも八百屋で一袋(20 個くらゐ?)百円で買つた。小芋と言ふにも小さいので、そのまま塩茹でして皮を剥きながら食べるべし、と八百屋は薦めてゐた。簡易版の衣被だが、酒の肴に乙かも知れない。