8 時まで寝てしまった。休日用の簡易的な朝食。家事少々のあと、朝風呂の湯船で「ルー・サンクション」(トレヴェニアン著/上田克之訳/河出文庫)を読む。昼食はかけ蕎麦。卵と刻み葱と、天麩羅屋でもらった揚げ玉。午後も家事と読書の続き。「ルー・サンクション」、読了。基本的には 007 的なスパイものなのだが、シニカルで知的で反社会的で、トレヴェニアン・タッチ。
夕方になって再び風呂に入ってから夕食の支度。若布と大豆の酢の物、豚肉の漬け焼き、キャベツの千切り、切干し大根と葱の味噌汁。
夜は「復活の日」(小松左京著/ハルキ文庫)を読む。小松左京の作品は一冊も読んだことがなかったのだが、同僚がこの「復活の日」を何度も読み返したと話していたので。それにインフルエンザが流行中の今、読むと味わい深いかも知れないし。ウィルス兵器による人類絶滅テーマ SF の古典で、今から五十年以上も前に書かれている。