朝の通勤車中の谷崎源氏。「幻」から「雲隠」の帖へ。「雲隠」はタイトルだけあって本文がない帖。次の「匂宮」の帖に入ると、「幻」から八年が経過して、その間に光源氏が死去したことになっている。主人公の死を描くべき一章が表題以外まるごと省略されてしまっているのだ。しかも、そのあと物語はまだまだ続く。世界最古の小説に対して言うのもおかしいが、斬新。
夕方に外でミーティングがあったので、終了後、そのまま帰路につく。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。ちょっと遅くなったので、黒米入りの御飯と生キャベツにレトルトのカレー。赤ワインを少々。