「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/11/19

月曜日の朝

月曜日は不調。なかなか寝台から出られないし、 腰は痛いし、目は霞むし、寝室から出るときに壁に足の小指をぶつけるし、 足にからみついてきた猫(名前はクロ)を踏むし、 踏んでよろめいたら鉢植えのポトス(名前はポト吉)に手をつっこむし、 こんな瞬間を無限回繰り返す価値があるのか、 とニーチェを偲ぶ月曜日の朝。 時よ止まれお前は美しい。

いつもの朝食をとり、お弁当を作り、出勤。 昨日までに比べて、急激に気温が下がっている。 そろそろコートが必要だなあ、と思うのだが、 まだコートなど冬物を出していなかった。 やむをえずジャケットに襟巻。

仕事を終えて、木枯らしの中を帰宅。 ポン酢に一味を効かせて、湯豆腐で冷酒を五勺ほど。 そうしているうちに御飯が炊けたので、 鶏笹身の塩麹漬けを蒸し焼きにし、菠薐草のおひたし、大根の味噌汁など。

最近、新党の名前を聞く度に、 現実は 虚構新聞 より奇なり、と思う。