今日は良い天気だ。 神保町散歩の足取りも軽い。 五冊一気に復刊中の講談社文芸文庫の吉田健一ものより、 「ヨオロッパの人間」を買う。 あれ、この対の「ヨオロッパの世紀末」は?と思ったら、 そうそう、あちらは岩波文庫だった。
それはさておき、なぜ急に吉田健一ブームなのかなあ、 と思っていたら、何と「生誕百年」なのだった。本の帯の宣伝を見て、初めて気付いた。 生誕は 1912 年、明治時代の最後の年である。明治は遠くなりにけり。 私が子供の頃には、周りに明治生まれの人が沢山いたので、 明治時代は「一昔前」くらいの感じなのだが。
夕方退社して、夜は神保町の某ビストロにて会食。