「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六
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2016/06/04

「北大路魯山人の美」

定例のデリバティブ研究部会自主ゼミとランチのあと、三井記念美術館へ。「北大路魯山人の美」展を観る。

実は魯山人があまり好きではない。どの器も、どうだ俺は偉いだらう、と言つてゐるやうに、こちらに押してくる感じがして騒がしい。さういふところが、貧乏臭い。本当に自分自身で豊かな人だけが持つ静けさがない。

と、思つてゐたのだが、私も歳をとつて、人間悟り切れないものだな、と思ふからか、魯山人のさういふところも込めて、悪くないな、と感じるやうになった。

2016/02/27

フォーチュンクッキー

結局、当日の朝に朝食を食べながらゼミ発表の準備。話す順序とストーリーを組み立てる。

ゼミ発表はまあ穏便、かつ好評のうちに終了した。どこも証明をせずにあらすじ紹介に徹したのが良かったのかも。参加メンバによるその後のランチは四川料理。食後のフォーチュンクッキーに書かれていたことがとても正しいと思えない。むしろ正反対じゃないだろうか。

そのあと、東京駅のギャラリーで開催されているモランディの展覧会を観る。予想以上に広々として、沢山の絵が展示されていることに驚いた。それはさておき、モランディは下手な壜の絵をやたら描き続けた人という感じで、今のところ私にはその凄さが分かっていない。

帰宅して風呂に入り、まだ陽の残っているうちに、おからでビール。さらに烏賊の一夜干しの炙り。その間に御飯を炊いて、卵かけ御飯、焼き海苔、沢庵、豚汁。夜は「敵手」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ文庫)と数独など。

2015/11/21

パンとチーズ


休日用の簡易式の朝食、ヨーグルト、カフェオレ、パンとチーズ、林檎一つを食べてから、身支度をして出動。

午前中は定例のデリバティブ研究部会自主ゼミ。A さんが最近の研究について話す。圏論を数理ファイナンスに応用する話。少し早く失礼して、別の会食へ。そのあと、三菱一号館でのプラド美術館展を観て、帰宅。

買って来たトルコ桔梗を生けてから、風呂。湯船の読書は「春秋左氏伝 (上)」(小倉芳彦訳/岩波文庫)。「宋の人は二人とも塩漬け肉にした」、なんてさらっと書いてあって怖い。夕食の支度。焼き餃子でビール。のち、蒸しブロッコリのサラダ、しらす丼、長葱と麩の味噌汁。

あと丸二日、家で休めるのは嬉しいなあ。

2015/08/12

おだまき

銀行で用事を片付けてから出勤。銀行の窓口が開くのが 9 時なので、いつもよりはゆっくりした朝だった。とは言え、昨夜が遅かったのでちょっと寝不足。

ミーティング予定をできるだけ入れない週間。PC の引越しを一週間かけてぼちぼちやろうと思っていたのだが今日で終わった。他に資料読みと作業を少々。今日しようと思っていたことは済んでしまったので、夕方からミーティングに一つ出てから退社。

猛暑日ではないとは言え、蒸し暑くてたまらない。帰宅して、まず風呂。湯船で「塚本邦雄歌集」(国文社/現代歌人文庫)を読む。私が昔から一番好きな塚本邦雄の短歌は、「閑雅なる君のかなしみ苧環の花芽に繭ごもる蟲ありと」なのだが、全然代表的な歌ではないようで、他の人が挙げるのをほとんど聞かない。確かに私自身も、塚本邦雄の歌としてはそれほどではない、と言うより、むしろ凡作かも知れないと思うのだが、何故か好きだ。

2015/06/21

江戸の悪

湿度が高く、雨がちらほら降ったり降らなかったりの一日。休日の洋風朝食のあと家事あれこれを片付けて、昼頃外出。表参道の蕎麦屋にて会食。かき揚げ天盛りでビールの幸せ。毎日こうありたいものだ。

次は、太田記念美術館へ徒歩で移動。「江戸の悪」を観る。これまで注目していなかったが、豊原国周がいい感じ。三代目澤村田之助をモデルにしたものにぐっとくる。また、月岡芳年はやはり違うな、と。

夕方帰宅。夕食は手抜きして、小松菜のひたし、レトルトのビーフカレー、赤ワインを少々。夜の読書は、「転倒」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ1252)など。

2015/05/08

お金と美

すぐに週末、というのは嬉しいものだなあ。

早めに退社して、渋谷の Bunkamura ミュージアムへ。「ボッティチェリとルネサンス — フィレンツェの富と美」を観る。ボッティチェリ自体も良かったが、お金についての展示のあれこれが興味深かった。

そのあと、すぐ前のカフェ・ドゥ・マゴでビールとクロックムッシュの夕食。

2013/06/14

生け花と俳句

今朝も雨模様で涼しい。 朝食をとり、お弁当を作って出動。 都議会選挙が告示されたらしく、選挙カーが目立つ。 一昨日は右翼の軍歌、昨日は左翼の街宣、今日は各党の選挙カー。 あしたは兎か鹿かあなたであって欲しいものだ。

夕方退社して、青山へ。 骨董通りのハンバーガー屋で夕食ののち、 ゆずっていただいたチケットで、 すぐ近くのホールでの生け花と俳句の会へ。

2013/05/24

F・Bの肖像

今日も良い天気だ。 気温は高めだが湿度は低く爽やかなのは、やはり五月。 今日も午前、午後と粛々と働く。 昼休憩に新刊書店で 「驚きの数学 巡回セールスマン問題」(W.J.クック著/松浦俊輔訳/青土社) を買った。 夕方退社して、近くのビア・バーで夕食。 日の高いうちから飲むビールはうまい。

歩いて、東京国立近代美術館へ。 フランシス・ベーコン展 の会期終了が近いので、一応観ておくか、と。 事前に、 「ヘルメスの音楽」(浅田彰著/ちくま学芸文庫) を書庫から引っぱり出して来て、 所収の「F・Bの肖像のための未完のエスキス」 を読んでちょっと勉強しておいた。 ふーん、プルーストの「失われた時を求めて」 と通底しているのか、とか。

そして、美術館についてみたら、チケット売り場に長い行列が出来ていて驚愕。 こんな不気味な絵を観に、こんなに沢山の人が訪れるとは。 それはさておき、 私はベーコンの絵の実物を観るのは初めてで、 内容は別にして技術的には非常に綺麗なものだな、と思った。 それから直截的で神経を逆撫でするようなイメージを持っていたのだが、 意外とユーモアがある。 まあ一言で言えば、ゲイ・テイストなのだが、 この突き抜けた感じはやはりただものではないな、と。