「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/10/31

ヤキトリ

10月も終了。もう、来年の手帳とか、御節料理とか、源泉徴収とか、そんな言葉が飛び交い始める頃。

夕方退社して、帰り道の肉屋で焼き鳥を買って帰宅。近所に焼き鳥を売っている店が(スーパー以外に)二軒あって、片方は肉屋、もう一方は鶏肉屋である。もちろん鶏肉専門の後者の方が美味しいのだろうと思うところだが、何故か肉屋の方が私の口にはあう。それに肉屋では、焼きトンも一緒に買えるのだ。今日は焼き鳥以外に豚レバ(タレ)も買った。

風呂に入ったあと、串を網で焼き直したり温め直したりして、南アフリカ産の安物の赤ワインでいただく。つつましやかでささやかな幸せを噛み締める週末。のち、かけうどん。具は刻み葱たっぷりと茹で卵。

「黒い白鳥」(鮎川哲也著/角川文庫)を読んだり。いい秋の夜だ。連休は P.D.ジェイムズの「女の顔を覆え」にじっくり取り組もうと思っている。

2014/10/30

木曜日

明日からは生温かい雨がちの日が続くらしいが、今日も爽やかな秋晴れ。

古本まつり開催中。露天のあちらこちらを見て周って、「トライアル&エラー」(A.バークリー著/鮎川信夫訳/創元推理文庫)、「黒い白鳥」(鮎川哲也著/角川文庫)などを買う。

夕食の支度。豆腐の玉子とじ、長芋のとろろ御飯、豚汁。食後に巨峰を少々。夜の読書は「憎悪の化石」(鮎川哲也著/創元推理文庫)など。

2014/10/29

古本まつり

爽やかな秋晴れ。神保町は神田古本まつりの最中で通りが賑やか。週末はさらに神保町ブックフェスティバルが加わる。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。昼に食べたメンチカツカレーがもたれて、夜はあっさり。冷奴(茗荷、生姜)で冷酒を五勺。のち、かけうどん(細葱、油揚げ)。

夜の読書は「憎悪の化石」(鮎川哲也著/創元推理文庫)など。

2014/10/28

豚汁の季節

急に気温が下がって木枯らし一番。夏と冬の間をヨーヨーしているようで、体調を崩している人も多いようだ。私は今のところひたすら眠いだけだが。

夕方退社して帰宅。風呂上がりに、油揚げの葱詰めを網で焼いて冷酒を五勺。のち、長芋のとろろかけ御飯、豚汁(里芋、しめじ、細葱)。豚汁が美味しい季節になってきたなあ……。食後にバナナを一つと巨峰を少々。

夜の読書は、「犠牲者たち」(ボワロ&ナルスジャック著/石川湧訳/創元推理文庫)。

2014/10/27

重厚かつ英国的

今日は夏日になるだろうという予報だったが、曇り空だったせいか、そこまでは気温が上がらなかったようだ。今、神保町は「神田古本まつり」開催中。通りには古書の露天も出て賑やか。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。豚肉の黒酢炒め、蒸しブロッコリー、里芋としめじと細葱の豚汁、御飯。食後にバナナを一本。

夜の読書は「犠牲者たち」(ボワロ&ナルスジャック著/石川湧訳/創元推理文庫)。昨夜、「皮膚の下の頭蓋骨」(P.D.ジェイムズ著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)を読了、いいものを読んだなというずっしりした充実感があった。しかし、あまりに重厚かつ英国的だったので、今度は優雅なフレンチ・サスペンスで。「犠牲者たち」の登場人物は 5 人だけで、全体で 200 ページほどしかない。

2014/10/26

日曜日

珈琲、蜜柑。カレーライス、ポテトサラダ、茹で卵。鯵のひらき、冷奴、御飯、里芋と細葱の味噌汁。

「皮膚の下の頭蓋骨」(P.D.ジェイムズ著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)。「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/10/25

学習院北別館と蔵開き

デリバティブ研究部会自主ゼミのスペシャル企画として午前は、「伊藤清 − 確率解析の父」展示を観に学習院大学へ。元は図書館だった北別館にて。非常に貫禄のあるシックな建物だった。構内でたまたま同期の N 君に久しぶりに出会って挨拶したのだが、展示の伊藤先生の業績紹介を見たら N 君が書いたものだった。

午後はスペシャル企画の続きとして、酒蔵「澤乃井」の蔵開きへ。千円で沢山の種類の酒の味見が出来る。澤乃井の酒を買って、屋台のあれこれで食事。都内とは言え、奥多摩も近いあたりなので、山や川が美しく風情があった。


2014/10/24

コーデリア

久しぶりの秋晴れ。気温もかなり上がった。

夕方退社。帰宅して風呂に入り、湯船で「快楽としてのミステリー」(丸谷才一著/ちくま文庫)を読む。読了。湯上がりに、ポテトサラダとギネスを一杯だけ。のち、タイ風レッドカレー。食後に蜜柑を一つ。

その後は「皮膚の下の頭蓋骨」(P.D.ジェイムズ著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)。女探偵コーデリア・グレイの孤島の冒険を読む。200 ページ読んでもまだ誰も殺されないが、面白い。昔、ダルグリッシュ警視ものを一つ途中で読みさして以来、敬して遠ざけていたのを勿体なく思う。おそらく、私が若過ぎて理解できなかったのだろう。P.D.ジェイムズは単なるミステリー作家ではなく、未来には二十世紀英国の重要な文学者と考えられるようになるのではないか……それはさておき、良い週末の夜である。

2014/10/23

霜降

今日も雨。朝夕は随分と冷えるようになってきて、今朝はコート姿も見かけた。秋が通り過ぎようとしているのかも。山さびし秋も過ぎぬと告ぐるかも槙の葉ごとに置ける朝霜。

夕方退社。帰り道の肉屋で焼き鳥を買って帰宅。風呂に入ってのち夕食の支度。ねぎま、腿肉、軟骨の焼き鳥で冷酒を五勺の小確幸。のち、ポテトサラダ、たまごかけ御飯に大葉としらす、切干し大根の味噌汁。食後に蜜柑を一つ。

夜の読書は「インセンティブ」(T.コーエン著/高遠祐子訳/日経BP社)、「皮膚の下の頭蓋骨」(P.D.ジェイムズ著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/10/22

長雨

今日も雨。明日も続くようだ。

夕方退社。小雨の降る中を帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。ベーコンエッグ、大根の醤油漬け、焼き海苔、御飯、長葱の味噌汁。食後に蜜柑を一つ。

夜の読書は「皮膚の下の頭蓋骨」(P.D.ジェイムズ著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/10/21

冷奴

まだ火曜日か、今週は長いなあ。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。冷奴(茗荷、大葉、生姜)で冷酒を五勺。豆腐があれば幸せ。のち、長葱と卵のかけ饂飩。食後に蜜柑を一つ。

夜の読書は、「やぶにらみの時計」(都筑道夫著/中公文庫)、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/10/20

湯豆腐

朝夕涼しくて、いくらでも眠れて困る。

「わが職業は死」がなかなか良かったので、古本屋で「皮膚の下の頭蓋骨」(P.D.ジェイムズ著/小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫)を買った。今度はコーデリアもの。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。湯豆腐。湯豆腐はいいね。のち、しらす薬味丼(細葱、大葉、茗荷)、長葱の味噌汁。食後に蜜柑を一つ。

夜の読書は、「やぶにらみの時計」(都筑道夫著/中公文庫)、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/10/19

日曜日

珈琲、ヨーグルト、蜜柑。ベーコンエッグ、焼き海苔、御飯、玉葱の味噌汁。秋鮭、焼き茄子、御飯、油揚げと細葱の味噌汁。

「わが職業は死」(P.D.ジェイムズ著/青木久恵訳/ハヤカワ・ミステリ 1365) 。「快楽としてのミステリー」(丸谷才一著/ちくま文庫)。「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/10/18

ソクアドリとは

E 社の N 社長がランチをご馳走して下さるというので、丸ビル最上階のイタリア料理屋へ。おそらく我々労働者の革命を恐れての懐柔策であろう。夜明けは近い。それはさておき、なかなか結構なコースであった。ふんだんにポルチーニを使ったショートパスタやホロホロ鳥のメイン料理も良かったが、N 氏がオーダーした的鯛の葡萄の葉包み蒸しが美味しそうだった。大体において、人が注文したものの方が美味しそうに見えるものだ。

切り口が四角のショートパスタはここで初めて食べた。ソクアドリ (soqquadri) と言うらしい。インタネットで検索すると画像がいくらかヒットするものの、あまり一般的なものではないようだ。「混乱」や「ごちゃごちゃ」の意味のイタリア語の名詞 "soqquadro" の複数形であるとのこと。

会食のあと丸ビルで少し鞄屋を見るが、もうひとつ気に入るものがなく、そのまま帰宅。午後は「わが職業は死」(P.D.ジェイムズ著/青木久恵訳/ハヤカワ・ミステリ 1365)を読んだり、食材の買い出しなど。

昼間は食べ過ぎだったので、夕食はあっさり。納豆(茗荷、大葉、しらす)、大根の醤油漬け、御飯、落とし卵と細葱の味噌汁。

2014/10/17

散髪

紫外線が痛いくらいの秋晴れ。

夕方退社。散髪をしてさっぱりしてから、近所のハンバーガー屋で夕食。ビールを飲みながら「アプルビイの事件簿」(M.イネス著/大久保康雄訳/創元推理文庫)より「死者の靴」などを読む幸福な週末。

帰宅。夜は、「死人はスキーをしない」(P.モイーズ著/小笠原豊樹訳/ハヤカワ・ミステリ 817) 、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」など。

2014/10/16

来年の話

秋晴れの一日。朝はかなり涼しくなってきた。いつもの清貧朝食。ニュースに御節料理や来年の手帳の話題が出て来て、既に歳の暮れを近くに感じる。

昼休憩に古本屋で「わが職業は死」(P.D.ジェイムズ著/青木久恵訳/ハヤカワ・ミステリ 1365)を買った。そう言えば、P.D.ジェイムズって重厚さに恐れをなして、ほとんど読んでいないなあ、と思って。

夕方退社して帰宅。湯船の読書は「大坪砂男全集2 天狗」(大坪砂男著/創元推理文庫)より「盲妹」。夕食は鍋焼饂飩。食後にパイナップルを少々。夜は、「死人はスキーをしない」(P.モイーズ著/小笠原豊樹訳/ハヤカワ・ミステリ 817) 、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」など。

2014/10/15

天狗

朝から小雨が降っている。比較的涼しい。

夕方退社。帰りも小雨。帰宅して風呂に入り、湯船で「大坪砂男全集2 天狗」(大坪砂男著/創元推理文庫)より「天狗」を読む。伝説の名短篇として期待が高まり過ぎていたせいか、確かに名品ではあるけれどもそこまで凄いとは思えず。例えば、第1巻の「涅槃雪」などの方が完成度も高いし、切れ味も良いような……私の読解力または鑑賞力が足らないのだろう。

夕食の支度。菠薐草のひたし、いくら丼、油揚げと葱の味噌汁。食後にパイナップルを少々。夜は、「死人はスキーをしない」(P.モイーズ著/小笠原豊樹訳/ハヤカワ・ミステリ 817) 、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」など。

2014/10/14

晩涼

夜の間に台風は過ぎ去っていた。昼間は蒸し暑い夏日。炎景剰サヘ残ツテ衣尚ホ重シ。

夕方退社。かなり涼しい。今夜も良く眠れそうだ。晩涼潜カニ到ツテ簟先ヅ知ル。帰宅して風呂に入り、湯船で「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より「胡蝶の行方」と「贋作楽屋噺」を読んで第一巻を読了。

夕食は、親子丼、菠薐草のおひたし。夜は読書など。「死人はスキーをしない」(P.モイーズ著/小笠原豊樹訳/ハヤカワ・ミステリ 817) 、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「こころ」。

2014/10/13

月曜日(祝)

ヨーグルト、納豆、胡瓜の糠漬、目刺し、御飯、菠薐草と油揚げの味噌汁。オムライス、赤ワイン、パイナップル。秋鮭の塩焼、いくら御飯、油揚と細葱の味噌汁。

「ホッグ連続殺人」(W.L.デアンドリア著/真崎義博訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)。「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」(植草甚一著/晶文社)。「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「こころ」。

2014/10/12

日曜日

珈琲、ヨーグルト。海南チキンライス、コールスロー、チキンスープ、偽ビール。秋鮭のムニエルに焦がしバターソース、コールスロー、いくら御飯、キャベツと油揚げの味噌汁。

「まだ死んでいる」(R.ノックス著/橋本福夫訳/世界探偵小説全集 398)。「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より「師父ブラウンの独り言」。「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「こころ」。

2014/10/11

土曜日

珈琲、ヨーグルト、煎餅。鶏肝の山椒煮、キャベツとアンチョビのスパゲティーニ、赤ワインを一杯だけ。秋鮭の塩焼、菠薐草のひたし、卵かけ御飯、玉葱の味噌汁、パイナップルを少々。

「まだ死んでいる」(R.ノックス著/橋本福夫訳/世界探偵小説全集 398)。「大停滞」(T.コーエン著/若田部昌澄訳/NTT出版)。「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より「幽霊はお人好し」。「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「こころ」。

2014/10/10

今日もコロッケ

また夏日の復活。これで最後にしてほしいものだ。

昼休憩に古書店でポケミスの「まだ死んでいる」(R.ノックス著/橋本福夫訳/世界探偵小説全集 398)、「死人はスキーをしない」(P.モイーズ著/小笠原豊樹訳/ハヤカワ・ミステリ 817)などを買う。

夕方退社して帰宅。ようやく週末。何故か今週はとても長く感じた。風呂に入ってから夕食の支度。出来合いのコロッケと自家製のコールスローで偽ビール。のち、鶏肝の山椒二、焼き海苔、黒米入り御飯、キャベツと油揚げの味噌汁。今日もコロッケ、あなおかし。

「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より「検事調書」と「浴槽」。「思い出す事など」を読み終えて「夏目漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「こころ」。

2014/10/09

コロッケの思い出

朝夕涼しいせいか良く眠れて困る。いくらでも寝ていたい。きっと先祖がものぐさ太郎に違いない。

帰り道の肉屋で一個 80 円のコロッケを二つ買う。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。コロッケとキャベツ千切り、焼き海苔、黒米入りの御飯、油揚げと葱の味噌汁。

私の実家は大変な田舎なので、買い物に行くのも容易ではない。私が子供の頃は、八百屋が軽トラックで商いに来ていたものだ。子供たちはこれを楽しみに待っていた。その日の商売が終わって木箱を荷台に片付ける手伝いをすると、お駄賃だと言ってコロッケをくれたからである。今では滅多に見られないほど薄っぺらい小判型のポテトコロッケで、探さないと分からないくらいちょっぴりミンチが入っていた。しかし私たちにはそれが大変な御馳走で、八百屋の手伝いをしてもらったコロッケを持って堤に集まり、手掴みで食べるのが非常な痛快事だったのである。

2014/10/08

秋と老眼

寒露。まだ今週も来週も夏日があるようだが、朝は涼しくなった。ラジオで「古楽の楽しみ」を聞き流しつつ、商声清脆トシテ管弦秋ナリ、と口遊む朝餉。

通常通り出社。何故だか今週は長く感じる。もう週末のような気がするのだが、まだ中日。ところで、最近老眼が進んで、(近眼用の)眼鏡を外しても手元が見難くなってきた。いよいよ老眼鏡を使うべき時がやってきたかも知れない。

但ダ喜ブ暑ノ三伏ニ随ツテ去リヌルコトヲ、知ラズ秋ノ二毛ヲ送リテ来タレルコトヲ。(訳:暑さが三伏の時期にしたがって去ったことをただ喜んでいたら、白髪を私に送ろうと秋がやって来たことに気付かなかったよ。)

帰宅して風呂。湯船で「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より、「暁に祈る」を読む。鶏レバの山椒煮で赤ワインを少々ののち、夕食の支度。韮玉丼、沢庵、油揚げと葱の味噌汁。

夜の読書は「誘拐作戦」(都筑道夫著/創元推理文庫) 、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。

2014/10/07

油揚げが好き

台風一過、爽やかな秋晴れ。また次の台風が接近しつつあるそうだが。

帰宅してまず風呂。湯船の読書は「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より、「涅槃雪」。夕食の支度。油揚げに葱を詰めて網焼きにし、鶏砂肝と大蒜のオリーヴオイル炒め、沢庵、御飯、韮の味噌汁。

「紅はこべ」(バロネス・オルツィ著/西村孝次訳/創元推理文庫)、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。

2014/10/06

紅はこべ

朝から昼にかけ関東を台風が直撃。午前中は自宅待機して、台風が通過した正午頃に家を出る。途中で金華鯖の棒鮨を買って出社。

台風が通り過ぎたら、夏日。夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。鶏砂肝と大蒜のオリーヴオイル炒め、韮玉、南瓜の煮付け、御飯、もやしの味噌汁。

何だか最近よく「紅はこべ」を目にするなあ、古典的名作とは言え今どうして、と思っていたら、NHK の連続ドラマで話題になった「赤毛のアン」の訳者村岡花子が「紅はこべ」も訳しているそうで、その花子版「べにはこべ」が再出版されたせいらしい。「ベルサイユのばら」ほど有名ではないが「スカーレット・ピンパーネル」も宝塚歌劇でよく上演されるし、やはり今も昔も女子、いや淑女はフランス革命に心魅かれるものらしい(ただし、王党派)。今日のベルサイユは大変な人出ですこと。

夜は「紅はこべ」(バロネス・オルツィ著/西村孝次訳/創元推理文庫)、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。

2014/10/05

日曜日

ヨーグルト、珈琲、昨日サンドウィッチを作った残りのパンの耳のトースト。ベーコンエッグ、ポテトサラダ、御飯、韮と油揚げの味噌汁。鶏もつ鍋、偽ビール、鍋のあと饂飩。

「忘られぬ死」(A.クリスティ著/中村能三訳/ハヤカワ文庫)、読了。「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)。「日本の年金」(駒村康平著/岩波新書)。「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。

2014/10/04

ブランデンブルグ協奏曲

さすがに朝は涼しい。朝明の風はたもと寒しも、か。ヨーグルト、珈琲、トーストにバタの簡単な朝食。

卵と胡瓜とベーコンのサンドウィッチを作って、定例のデリバティブ研究部会自主ゼミへ。S 君による楠岡近似の話。7 次までのモーメント一致族の構成。ゼミ中に失礼をして昼食のサンドウィッチを食べ、次は初台へ移動。

午後は東京オペラシティにてブランデンブルグ協奏曲全曲を聴く。ミュンヘン・バッハ管弦楽団。知り合いの方からチケットをゆずっていただいたので。たまには実際に楽器が鳴っているところを見るのはいいものだ。リコーダーのお兄さんが踊り出しそうなくらいノリノリだった。アンコールは、「主よ、人の望みの喜びよ」と「G線上のアリア」の二曲。


2014/10/03

炎景

もう少しで夏日というところまで気温が上がり、蒸し暑い一日。炎景剰さへ残つて衣尚ほ重し。

夕方退社して、近所でメンチカツカレーを食べて帰る。

「魔都」(久生十蘭著/朝日文芸文庫)、読了。「日本の年金」(駒村康平著/岩波新書)、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。

2014/10/02

秋の初め

一日曇り空。暑いのか寒いのか良く分からない。昼休憩の散歩で、「和漢朗詠集」(三木雅博訳注/角川ソフィア文庫)を買った。うちつけにものぞかなしき木の葉散る秋の初めになりぬと思へば。

夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。鰤あら煮、ポテトサラダで偽ビール。沢庵、御飯、落とし卵と葱の味噌汁。パイナップルを少々。

「魔都」(久生十蘭著/朝日文芸文庫)、「日本の年金」(駒村康平著/岩波新書)、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。

2014/10/01

神無月

十月になった。暑いような寒いような変な気候で、風邪をひいたような、ひいていないような今一つの体調。オフィスでも体調を崩している人が多いようだ。

夕方退社。帰宅して風呂に入って湯船で「日本の年金」(駒村康平著/岩波新書)を読む。夕食の支度。ベーコンエッグ、ポテトサラダ、冷奴(生姜)、御飯、葱の味噌汁。パイナップルを少々。

「魔都」(久生十蘭著/朝日文芸文庫)、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。