今日は四月上旬なみに気温が上がるという天気予報を真に受けて、コートを着ずに外に出たら寒い。朝はまだましだったが、夜には冷たい北風が強く吹きつけて、激しく後悔。春はまだ遠いらしい。
朝の通勤電車では相変わらず谷崎源氏だが、帰りの読書は「ベウラの頂」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1690)を先週読み終えて、今日から「秘められた感情」(R.ヒル著/松下祥子訳/ハヤカワ文庫)に。ダルジール警視シリーズは一種の年代記なので、ちゃんと時代順に読んでいたのだが、文庫化された「秘められた感情」と「四月の屍衣」だけ飛ばしていたので、このあたりで遡って歴史を埋めることにした。