「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2016/02/04

あげまき

往きの車中の谷崎源氏。「椎本」から「総角」へ。第四巻の最後の帖なので、読了まで一冊とちょっとということになる。どうやら通勤時間で読み終えることになりそうだ。

確認やら、相談やら、対処やら、しているうちに夕方。何故か、今週はこんな感じの日が多い。

帰りの車中の読書は「ベウラの頂」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1690)。久しぶりにレジナルド・ヒル。ちょっとしたブロックのような(文字通りの)重厚さに閉口してきたのだが、こうなれば意地で。私がレジナルド・ヒルのダルジール・シリーズを通勤電車で読破するのが先か、隠居するのが先か……流石に隠居の方が先だろう。ちなみに、残っているのは初期の作品二作と「ベウラの頂」以降の八冊を合わせて十冊。