「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2016/02/24

文体の進化

山里はものの寂しきことこそあれ世のうきよりは住みよかりけり、か……と谷崎源氏に思いながら出勤。いずれ古今集も研究してみなければなるまい。

それはさておき、今日の主な仕事は、集中して特許関係の調べもの。どうして特許の文書はこんなおかしな文体で表現されているのだろうか。間違った進化の道を歩んで袋小路に入ってしまったようにしか思えない。

帰宅して、まず風呂。湯船で精進料理の本を読む。湯上がりにおからと烏賊の一夜干しの網焼きでワインを少々。のち、鯵の味醂干し、沢庵、黒米入り御飯、豚汁。

夜はゼミ発表の準備など。少しずつとは言え着実に認知症が進んでいるので、なかなか論文の主旨が追えない。