激しい雷雨で早朝に目が覚めた。 朝食の間も激しい雨が続いていたが、 家を出るくらいには小雨になった。 夕方帰る頃には、また蒸し暑い夏。 お湯のような空気に、もうグロッキー……(死語)。秋はいずこ。 目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚いたりしてみたいものだぞ。
帰宅して水分補給をして一服ののち、お風呂。 湯船の読書は、「哲学者は午後五時に外出する」(F.パジェス著/加賀野井秀一訳/夏目書房)。 湯上りに、冷奴(生姜)でビールを始め、続けてソーセージの酢漬けキャベツ煮に辛子。 ソーセージと酢漬けキャベツの相性は手堅い。 のち、御飯が炊き上がったところで、卵かけ御飯にしらすポン酢と、茄子の味噌汁。
夜はラテン語の短文解釈をしたり、「ダンテ・クラブ」(M.パール著/鈴木恵訳/新潮社)を読んだり。