「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/09/16

温かく湿った空気

朝方は強い雨。昼頃にはやや強い風が吹いたりしていた。 朝食、朝風呂ののち、午前中は "Inferno" (Dante 著 / R.Kirkpatrick 訳 / Penguin)で原文と英訳を参照しつつ、 「ダンテ『神曲』講義」(平川祐弘著/河出書房新社)を読んだり。

昼食は実家産の玉葱とキャベツでサッポロ一番味噌ラーメン。 食後に二時間ほど昼寝。 起きたら、台風は過ぎ去っていた。 これで気候が一変、秋が訪れているのではという期待から、 果物を買いに外に出てみたが、まだ「温かく湿った空気」だった。 この「温かく湿った空気」というのは私の嫌いな言葉ベストスリーに入るなあ、 と思いつつ、ネーブルオレンジを買って帰る。 逆に「冷たく乾いた空気」という言葉は、 発音するだけで心が洗われて綺麗になるような気がする。

二度目のお風呂に入ってから、夕食の支度。 鶏肝とハツの生姜醤油煮でピノ・ノワールを少々の合間に御飯を炊く。 切干し大根の味噌汁を作り、実家から送られてきた惣菜のあれこれ。 食後にネーブルオレンジを一つ。 夜はラテン語の勉強と、 "In the best families" (R.Stout 著 / Bantam Books)など。