「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/04/16

つぶやきプログラミング

目刺しを焦がしてしまって、朝から意気消沈。 炭になってしまった部分をとって食べたけれど。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。タイ風の炒めもの、蕪の漬物、もろきゅう、御飯。 夕方、退社。 夕食は、タイ屋台風の焼きそば、と言うより油そば? 昨日、N さんからいただいたノンアルコールビール。 食後にオレンジを一つ。 湯船の読書は「回想のシャーロック・ホームズ」(A.C.ドイル著/深町眞理子訳/創元推理文庫) より、 「寄留患者」、「ギリシア語通訳」。

同僚が最近、「つぶやきプログラミング」という手法を提案している。 どこまで真面目に主張しているのかは謎だが、かなり説得力がある。 プログラミングやSE仕事をするときは、 どんなことを考えてどんなことをしたか、 何らかの形でログ(時系列の作業記録)に残すのが定石である。 どんな方法で記録するかは、その仕事内容や人にもよりけりなのだが、 私の見るところ、優秀な技術者はほぼ確実に常にログをとり、 しかもその粒度が細かい。 例えば、ちょっとしたスクリプトを書くときでも、 ほとんど脊髄反射で $git init して、小まめにコミットする。

提案の「つぶやきプログラミング」とは、 社内のチャットシステムにスレッドを作って、 そこにつぶやくことで記録するというアイデアである。 そもそもプログラマは仕事中にぶつぶつと独り言をつぶやいていることが多い。 その出力を口先から指先に「リダイレクト」するだけだ、と言うのである。 すぐに慣れるし、 自動的にログが保存される上に、情報がオンタイムで社内共有される。 時々、「あ、そっか。」とか「だめじゃん。」とかノイズをつぶやいてしまうかも知れないが、 それはそれで後に重要な情報かも知れない。 また、意外に現実的な利点として、 そのままペア・プログラミングや共同作業に滑らかに移行することも可能だ。 画期的なエクストリーム・プログラミング・パラダイムなのかも知れない。