「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2016/12/14

夜勉

朝一番の臨時ミーティングのため、朝食のあと即出勤。ぎゆうぎゆう詰めの満員電車に揺られながら、日本の夜明けは遠いなあ、と思ふ。私の人生の黄昏は近いけれどもね。

退社時間はいつもと同じ時間。歸宅して風呂に入つてから夕食の支度。白菜と豚肉だけのシンプル鍋。たつぷりの大根おろしとポン酢で。白ワインを一杯だけ。のち卵雑炊。

朝は勉強できなかつたので、夜に "Wheelock's Latin" の演習問題を少し解き、「キューネン 数学基礎論講義」(K.キューネン著/藤田博司訳/日本評論社)を少し讀み進める。エルブラン・モデルで完全性定理を導くあたり。私は朝型では全くないが、それでもこの歳になると午後には身体が疲れてしまふし、夜は晝間の雑念で氣が散るしで、やはり勉強するなら朝が良いと思ふ。