毎朝、ゴールドベルク変奏曲を聞きながら朝食の支度をしたりあれこれをしてゐたのだが、何ヶ月も聞き續けてゐると流石に飽きて來たので、イギリス組曲に変へてみた。新鮮。しかし数ヶ月、ゴールドベルクに耐へられたのは流石と言ふべきで、確かシモーヌ・ヴェイユだつたと思ふのだが、賛美歌の類が美しいのは毎日同じ歌を歌はなければいけないから美しくならざるを得なかつたのだ、と書いてゐたのを思ひ出した。
夕方、親会社の全体会議のあと退社。少し遅くなつたので、歸宅してすぐに夕食の支度。人参のサラダ、キャベツとアンチョビのフェデリーニ、豚ヒレ肉のソテー、ワインを少々。
これから風呂に入つて、書き物仕事をして、できればマクロ経済学の勉強もしたいのだが、ロングスリーパーの私にはそれぞれ 30 分づつくらゐしか時間を割けさうにない。