往きの車中の「潤一郎訳 源氏物語」(中公文庫)は「玉鬘」の帖に入った。休みボケから少しずつ回復。帰りの車中の読書は「幻の森」(R.ヒル著/松下祥子訳/ハヤカワ・ミステリ 1667)である。
帰宅したら、注文していた「新釈漢文大系 第22巻 列子」(小林信明訳/明治書院)が届いていた。岩波文庫版が品切れで相当の高値がついているし、どうしたものかと思っていたら、「新釈漢文大系」版の古本が千二百円くらいで市場に出ているのを発見したので購入。気軽に鞄に入れられるサイズでないのは残念だが、いい買い物をしたなあ、と思いつつ、夕食後の御茶請けに読む。