「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/09/30

殿うつり

往きの車中の読書は相変わらず「潤一郎訳 源氏物語」(中公文庫)。「乙女」の帖。光源氏は六条に贅を凝らした広大な邸宅を建て、関わりのある女性たちをここに集めて暮らし始める。どうやらこれが平安朝の貴族男子の理想の生活らしい。厄介なだけのような気がするのだが。

長く休んだあとに昨日、急に激しく働いたせいか、体調はもう一つ。運良く今日は特に予定がなかったので、普段よりもゆっくりしたペースで仕事をする。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。油揚げの葱詰めの網焼き、しらす大根おろしで冷酒を五勺。のち、塩鮭、御飯、里芋の味噌汁。

夜はラテン語の勉強と、「荘子」(金谷治訳/岩波文庫)など。