一旦 6 時に目が覚めたのだが、「古楽の楽しみ」を聞いている間にまた寝てしまう。 何とか起き出して納豆と目刺しの定食を作って朝食にし、 作り置きの大根の葉のふりかけと大根牛筋煮込みを詰めてお弁当にして出勤。
昼休憩に古本屋で「殺意」(F.アイルズ著/大久保康雄訳/創元推理文庫)を買う。 そうそう、かつての創元推理文庫では倒叙ミステリは「時計マーク」なのだったなあ。
「殺意」は三大倒叙ミステリの一つだが、(多分)読んでいない。 あとの二つ、クロフツの「クロイドン発 12 時 30 分」とハルの「伯母殺人事件」は読んだはずなのだが、内容を覚えていない。 倒叙ものはコロンボ警部シリーズなど TV ドラマではポピュラな形式だと思うのだが、小説の方ではそれほどでもない。 その原因は映像ドラマの場合、「有名ゲストに犯人を演じてもらう」というズルい手が使えるからではないかなあ。
夕方退社して、帰り道で散髪。髪を切ってもらう間、「殺意」を読んでいた。 帰宅してお風呂に入ってから夕食の支度。 昨日作った大根と牛筋の煮込みを温めなおし、葱と七味をふって、赤ワインを一杯だけ。 のち、鰊蕎麦。熱い蕎麦もまた良し。