「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/05/06

18世紀イギリスの女性雑誌より(出題)

今朝も快晴。 少し寝坊したので、珈琲、梅ジャム入りヨーグルト、果物だけの朝食。 朝風呂に入ってのち、 午前中は主に 「幸福について ―人生論―」(ショーペンハウアー著/橋本文夫訳/新潮文庫) を読む。 昼食は、豚玉丼、菠薐草のおひたし、絹莢と油揚の味噌汁。 食後にミントティと塩瀬饅頭を一つ。 午後は掃除や切干し大根作りなどの家事と、読書。 午後からは小説に切り替えて、 「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」(ゲーテ著/山崎章甫訳/岩波文庫)。 夕方、急激な嵐。 夕食は、豚肉とスナップえんどうとキャベツのタイ風炒めもの、若竹煮、大根と莢えんどうの味噌汁。 食後にオレンジを一つ。

"The Endeavour" の記事 で知ったパズル。 パズルの内容以前に出典が興味深い。 18 世紀から 19 世紀にかけてイギリスで出版されていた女性雑誌 "Lady's Diary" に掲載されたもの。 Wikipedia の項目 によれば、暦にかなり真面目な記事を加えた雑誌で、科学と芸術の最近の話題の他、 "riddles (called enigmas), rebuses, charades, scientific queries, and mathematical questions" を含んでいたらしい。18 世紀のイギリス女性ってそんなに知的だったのだろうか。

では、出題。
「二つの数で、それらの積と、二乗の差と、三乗の比の三つが等しいものは?」 ("Lady's Diary" (1798)より)。 勿論、これは高校生程度の計算問題に過ぎないので、 数学の得意な方のために私から一つ、おまけのツイスト。 この問題に隠れている「ある特別な数」を見抜くことで、暗算で解いて下さい。 いつものように解答は明日。 これが瞬間に分かってしまった人は私が思うに…… 入試問題委員にあたり過ぎじゃないですか?