いくらでも眠れる。このまま永遠の眠りにつきたい。チアシード入りのヨーグルト、オートミール、珈琲、苺を少しの朝食。ラテン語と數學基礎論を三十分ずつ。朝風呂の湯船で「レイナムパーヴァの災厄」(J.J.コニントン著/板垣節子訳/論創社)を讀了。
英国ミステリ黄金期の忘れられた作家コニントンと言ふことで期待したのだが、もう一つ。作者自身のこの作品への評価も低いらしいし、古典ミステリの愛好家なら史実として押さへておくべし、と言ふ程度か。しかし実力の高さはうかがはれるので、代表作とされる「九つの解決」"The Case with Nine Solutions" や「当りくじ殺人事件」"The Sweepstake Murders" などはいづれ讀んでみたい。
晝食はインスタントのラクサ風スープ、レトルトのグリーンカレー、ビール。晝に飲むビール、好きな料理、面白い本、かう言ふことを小確幸と言ふのだらう。午後も讀書など。夕方から一週間分の家事をこなす。
風呂のあと、黒豆の五目煮と鶏皮の味噌煮で、いただきものの「比婆美人」を燗で五勺ほど。のち、白菜とハムの炒めもの、大根の漬物、押し麦入り御飯、小松菜の味噌汁。食後に包種茶とスモークトチーズ。
さてまた明日から出勤だ。