今日も予定が少なく、長めの書き物仕事をしたりの一日。
夕方退社。帰宅してまず風呂。湯船の読書は「乙女の読書道」(池澤春菜著/本の雑誌社)。信じ難いことを知つた。ハーレクインロマンスのシリーズが日本国内で毎月約 50 点出版されてゐて、これまでの刊行点数が一万六千、とのこと(2010 年頃現在で)。一万六千点ですよ、一万六千冊ぢやなくて。繰り返しになるが、俄かには信じ難い数だ。
また、ハーレクインロマンスは 24 のジャンルに綺麗に分類されるのださうだ。つまり、24 種類の黄金パターンがあると言ふことなのだらう。その中には「ドクターとの恋」なんてものもあるらしい(ほとんどは Ph.D. ではなくてメディカルドクターに違ひないが)。
男としてこんな状況を放置しておいてはいけない。そうだ、絶対、自然言語処理の題材として考察すべきだ。早速、ハーレクイン社のサイトにレコメンドシステムの営業に行くやう、親会社に進言せねば。