やれやれ兎に角、今週もサヴァイヴしたぜ、と帰宅。明日発売の「数学セミナー」7月号の見本が届いてゐた。特集「中心極限定理から広がる確率論」に、小文を寄稿したのである。
内容は数学と言ふよりは数学史的なもので、私の好きな論文 "The central limit theorem around 1935" (L. Le Cam, 1986)を題材に、もつと易しく噛み砕いた感じで書いた。自分としては大変楽しんで書けたので、ご興味のある方に御笑覧いただけると嬉しい。
ちなみにタイトルは、「中心極限定理のはじめからおわりまで」とした。