朝食とお弁当作りのあと出勤。今日も猛暑日。 まともな人たちは今頃、マルティニーク島の波止場から大型帆船が離れて行くのを見て、 「まあ、綺麗な、百貨店が動き出したみたい」なんて、 フェッラガーモのドレスを潮風にそよがせながら言っているところだろうが、 日本の労働者は 7 月だろうが 8 月だろうが炎天下を出社する。 それが、メッシホーコー・スピリット。
午前、午後とオフィスで働く。 この暑さでは外に出るのも危険なので、昼休憩もオフィスで仮眠。 夕方退社。素早く帰宅。
お風呂に入ってから、夕食の支度。 作りおきのポテトサラダ、胡瓜もみ(糸若布、ちりめんじゃこ)で贋ビールを飲みながら、 「食卓は人を詩人にする」(山縣弘幸著/潮出版社)を読む。 のち、豚肉の生姜焼き(玉葱入り)、らっきょうの甘酢漬け、とろろ御飯。 食後に冷やした桃を一つ。桃はいいね。
夜は、 "Three doors to death"(R.Stout 著/ Bantam books)より "Omit flowers" の続きを読んだり、 「はじめてのラテン語」(大西英文著/講談社現代新書)でラテン語の勉強をしたり。