「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/10/08

鯖の棒寿司

また十時間も寝てしまった。 珈琲、ヨーグルト、いただきものの栗渋皮煮の軽い朝食。 そうこうしている内にすぐに昼食の支度の時間。 米を炊いて酢飯を作り、鯖の棒寿司を巻く。 普通の棒寿司は太過ぎて食べ難いと常々思っていたので、 鯖を上下半身ずつに分けて細く巻いてみた。 ちょっと落ち着いた方が美味しいので、棒寿司は夕食用においておく。

昼食は余った酢飯をおむすびにして、 茄子の糠漬と、鯖の中骨を使った船場汁。 少し横になろうかな、と思ったら、また二時間以上寝てしまった。 今日も一日の半分以上も睡眠。 ロングスリーパーの自分がうらめしい。 短い午後は、掃除機がけや、キャットフードの買い出しなど。

夕食は冷奴(生姜と生醤油)と姫胡瓜(赤味噌)をお供にペールエイル一本で始め、 その後、鯖の棒寿司、卵と三つ葉の澄まし汁。 鯖の棒寿司は初めて自分で作ってみたのだが、 美味しくできたし、狙い通りの一口サイズ。 鯖寿司はさほど難しくない類の料理だと思う。 勿論、プロの逸品とは比較にならないが、 自分の好みにに調整できるし、 一旦鯖を塩すれば残りは、締め鯖、酒焼き、船場汁、と各種料理に展開できて無駄がない。 しかも、鯖は最も安価な魚だ。有り難いことである。 食後に林檎を一つ。