今日も猛暑だつたらしいが、外に出なかつたので氣付かなかつた。朝食はトマト、胡瓜、チーズのサンドウィッチ、珈琲、葡萄を一房。朝風呂に入つて、イネスの "Death at the president's lodging" (M.Innes / House of Stratus) を讀む。午前中は葡萄の残りを食べながら、イネスの續き。晝食はお好み焼きとビール。午後も本を讀んだり、チェスプロブレムを考へたり。
再び風呂に入つてから夕食の支度。ゴーヤのおひたしでビール。いけない、晝も夜もビールを飲んでしまつた。ピロリ菌と共生してゐる身なのに。續いて、タイ風の炒めものかけ御飯。これもビールにとても合ふ料理である。謎のイタリア人フェデリコ・カルパッチョ氏の友人ドットーレ・コグレの「家で作れないものは外で食べて、店に負けない皿を家で拵えよう。」(木暮修著/平凡社)で学んで以來百回は作つたが、毎度、「いやあ、これはたまりませんね」と独り言を言ふくらゐ美味しく、またビールが旨い。