「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/08/05

修辞学とチェスプロブレム

今日も猛暑日。段々と疲れがたまってきたような。そもそも暑さに弱い白くま属性なのだ。週末まで逃げ切れるだろうか。

今日は一日、特に予定がなかったので、懸案の作業をいろいろ。夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。肉豆腐でビール。のち、しらす丼と玉子の澄まし汁。

夜は、「キケロ −ヨーロッパの知的伝統−」(武田康成著/岩波新書)を読んだり。キケロ風のラテン文の修辞が面白い。ふと思ったのだが、チェスプロブレムで色々な解の間のパターンを追求したりする何が面白いのだか分からない謎の趣向は、キケロの「完成文」の影響とまでは言わずとも、修辞学が文化的背景なのではないか。