「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/08/19

その後の末摘花

今日も蒸し暑い一日。往きの通勤の車内の読書は「潤一郎訳 源氏物語」(中公文庫)。「蓬生」の帖を読み終えた。本筋の「澪標」と並行している、言わゆる「並び」の帖で、「末摘花」の後日談。なかなかいい。しんみりしてしまった。光源氏って色々あれだけど根は悪い人じゃあないのねえ、という感じ。そういうところが女性にモテるポイントなのだろうが、光源氏に学ぶには遅過ぎる。

夕方退社。空気がお湯のようだ。帰宅して風呂に入ってから、夕食の支度。タイ風炒めものかけ御飯とビール。夜の読書は、「甦った女」(R.ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1648)など。