まだ湿度は高いが、気温はかなり下がって秋の気配。なんて思うとは私はなんと猛暑に苛められて、過酷な気候に慣らされてしまっていることか。30度を切ったくらいで秋らしい、なんて。秋と言ったら10度台だろう、最高気温が。
今日も一日こまごまとした雑用をしているうちに夕方になり退社。帰宅して夕食の支度。あごの竹輪と胡瓜で冷酒を五勺。のち、鮪の切り落としのヅケ丼と、落とし玉子の澄まし汁。
夜の読書は「完璧な絵画」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1664)。今回はジェーン・オースティンか、楽しみだ。「こんなに大勢の人が殺されるなんて、なんと恐ろしいことでしょう!—そして、それがどうでもいい人たちばかりなのは、なんとありがたいことでしょう!」(ジェーン・オースティンの手紙より)。こんな文章を手紙に書くなんて、なんと聡明で可愛らしい女性なのだろう。