ああ良く寝た。朝食は軽く、珈琲と林檎だけ。 朝風呂。湯船の読書は 「文章読本」(丸谷才一著/中公文庫)。
早めの昼食。たらこスパゲティにもみ海苔。白ワインを一杯だけ。 食後に蜜柑を一つ。 午後は食材の買い出しに行き、 そのあとは「緑のカプセルの謎」(D.カー著/宇野利泰訳/創元推理文庫) を読んだりしてのんびり過す。
歳老いて良いことの一つは、昔読んだ古典的名作の内容をすっかり忘れていて、 再び新鮮な気持ちで楽しめるということだ。 例えば、流石に「アクロイド殺し」とか「オリエント急行の殺人」は覚えているが、 「そして誰もいなくなった」なら既に十分忘れている程度。
昼間は温かかったが、夕方になって冷えてきた。 鍋日和だ。夕食は今期初のピエンローにする。白ワインを少々。 鍋の後は雑炊。