昨夜は飲み過ぎたので、朝食は珈琲、ブルーベリー入りヨーグルト、オレンジ一つだけであっさり。 作り置きのおかずを適当にお弁当に詰めて、オフィスへ。
夕方退社、さっと帰宅。 まず水分補給をして一服してから、お風呂。 湯上りに、冷奴(茗荷、大葉、鰹節)で贋ビールを一杯だけ。 続いて、マカロニサラダ、胡麻鯖の照り焼き。 食後に冷やした桃を一つ。 夜は "The second confession" (R.Stout 著 / Bantam Books) を読んだり、 ラテン語の勉強をしたり。
加齢による記憶力の減退は哀しいくらいに残酷で、 第二変化名詞の活用を覚えたら第一変化名詞の方を忘れているし、 両方何とか覚えたと思ったら第一変化動詞の活用を忘れている。 第一変化動詞の活用を覚え直したら、第一変化名詞も第二変化名詞も忘れている。 ざるで水を汲むような、と言うのは、こういうことなんだろうなあと、しみじみ。 ここまで記憶力が衰えると、知的な作業や仕事は困難だろうから、 昔の人が人生五十年と言ったり、四十にもなったら隠居して後進に道を譲ったりしたのは、もっともなことだなあと思う。
私もそろそろ隠居して、万年青や文鳥を育てたり、 昔はさぞ美人だったろう縞の着物の似合う師匠に長唄を習って、 あンた筋がいいよしっかりおやり、とか、気のない感じで言われたい。