昼食はブロッコリと茹で卵のサラダ、葱と生姜のスープ、レトルトのカレー。午後も読書など。「ブラック・スワン」(N.N.タレブ著/望月衛訳/ダイヤモンド社)は昨夜、読了。「まぐれ」と違ってこちらは読み返すまでもなかった。家事の合間に「告解」。
一週間分の家事を一通り終えて、風呂。湯船の読書は「アンチ・グルメ読本」(大河内昭爾編/福武文庫)。夕食の支度。豚肉と玉葱の生姜焼き、おから、豚汁。「告解」、読了。
今回の主人公は映画監督(もちろん元アマチュア騎手)だからか、いつもよりちょっと派手で、いつもより柔らかい。本のカヴァーに「シリーズ屈指のサスペンス」と書かれているがまったく誇張で、さほど大きな事件は起こらないし、サスペンスらしきものもあまりない。どちらかと言えば、事件よりも映画監督の苦労に焦点があるような感じさえする。ディック・フランシス作品の中では平均のちょっと下くらいかも知れない。とは言え、良く出来た娯楽小説ではある。