良い天気だ。ヨーグルト、パンとチーズ、珈琲、林檎の簡易的な朝食のあと、洗濯など。朝風呂の湯船の読書は「春秋左氏伝 上」(小倉芳彦訳/岩波文庫)、僖公五年。午前中は「スクールボーイ閣下」(J.ル・カレ著/村上博基訳/ハヤカワ文庫)。読了。
昼食は子母澤寛流のうどんすきとビール。午後も読書などしてのんびり過す。続けて「スマイリーと仲間たち」を読むのはちょっと重い気がしたので、間にレックス・スタウトをはさんでみることにした。「編集者を殺せ」(R.スタウト著/矢沢聖子訳/ハヤカワ・ミステリ 1767)。他に「論語」(貝塚茂樹訳注/中公文庫)。こういう古典も古い資料が新たに見つかったりで研究が日々進展しているため、新しい訳註の方が良い面は多々あるのだが、貝塚先生の注解は流石に味わい深い。
夕方再び風呂に入ってから夕食の支度。鰤大根で冷酒を五勺、小松菜と豚肉の常夜鍋、雑炊。夜は「エドガー賞全集 (上)」(B.プロンジーニ編/小鷹信光・他訳/ハヤカワ文庫)より「ラホーア兵営事件」など。