八時過ぎまで寝てしまった。朝食はヨーグルト、林檎、珈琲だけで簡単に。朝風呂の湯船で、「黄金の十二」(T.バーク他/黒沼健・他訳/ハヤカワ・ポケット・ミステリ 219)より「13号独房の問題」(J.フットレル)を読む。
何とはなしに「黄金の十二」の奥付を見て、著者名が「ニック・カーター」になっていることに驚く。アンソロジーなので正しい著者名に議論の余地はあるだろうが、ニック・カーターは架空の探偵の名前であり、この本の著者であるはずがない。誤植にしては面白すぎるし、何かポケミス豆知識的な言われがあるのだろうか。
昼食は小松菜と豚肉の常夜鍋でワインを少し。のち、饂飩(長葱と卵)。午後は小一時間ほど昼寝をして、「黄金の十二」から「犬のお告げ」(G.K.チェスタートン)、「スクールボーイ閣下 (上)」(J.ル・カレ著/村上博基訳/ハヤカワ文庫)などの他は、掃除洗濯などの家事。
夕食はしらす丼、白菜の浅漬、豚汁。食後にチーズとワインを少し。ほんの少しずつとは言え、昼も夜も飲んでしまった。でも日曜だから良しとしておこう。夜も読書など。