「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/11/13

リメンブランス

往きの車中の谷崎源氏は「藤裏葉」の帖を終えた。

普段はぼんやりしているうちに過ぎる金曜日なのだが、今日は珍しくあれこれすることがあった。夕方退社。帰り道の花屋で薔薇(リメンブランス)を買って帰宅。変わった花も生けたいのだが、薔薇は日持ちがするし、やはり綺麗だし、種類も豊富だし、などと思って、つい薔薇にしてしまう。保守的で、無難なものが好きな私の性格のせいだろう。夕食はお土産の握り鮨で冷酒を五勺。のち、豚汁を作って食す。

夜は「意識と脳」(S.ドゥアンヌ著/高橋洋訳/紀伊國屋書店)、「スクールボーイ閣下」(J.ル・カレ著/村上博基訳/ハヤカワ文庫)など。