「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/07/04

「白衣の女」

やれやれようやく週末に辿り着いた。帰り道でかき揚げと海老の天麩羅を買って帰る。帰宅してまず風呂に入って汗を流す。湯上がりに落花生で冷えたビール。かき揚げと海老天を塩で。のち、盛り蕎麦。

夜は「白衣の女」(W.コリンズ著/中島賢二訳/岩波文庫)、「夏目漱石全集3」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「二百十日」など。「白衣の女」上巻読了。中巻へ続く。

「白衣の女」は「月長石」と同じく、複数の語り手がバトンタッチの要領で物語を次々に書き繋いでいく形式。最初はゆったりとしていたが、上巻の終わりにかけて徐々に求心力を増して行く。上巻はローラとパーシヴァル卿の結婚式当日までで、第一部了。