朝には雪は降り止んでいた。 いつもの納豆と目刺しの定食を用意して、雪が積もった外の様子を見ながら朝食。 猫は専用ホットカーペットで丸くなっている。 洗濯をしてから、朝風呂。 湯船で「アガサ・クリスティ自伝」(A.クリスティ著/乾信一郎訳/ハヤカワ文庫)を読む。 風呂を出る頃には、外は雲一つない快晴になっていた。
午前中は "And Four to Go" (R.Stout著 / Bantam Books)を読んだり。中編 "Christmas Party" を読了。 プロット自体はどうということはないが、 アーチーの結婚宣言に対してウルフが心配のあまりとんでもないことをしてしまうエピソードで、ウルフ・ファンは必読。 この中編の翻訳はアンソロジー「クリスマス12のミステリー」(A.アシモフ編/新潮文庫)にも収められている。 ただ、遠い昔に品切れになっていて、私も「百円均一棚で見つけたら買う本」リストに入れている。
昼食は、実家産のキャベツのサラダにいただきものの柚子ドレッシング、鶏腿肉の漬け焼き、白菜のアーリオオーリオ。リースリングを一杯だけ。 食後に珈琲。 午後は家事あれこれと読書など。 「ワインは死の香り」(R.コンドン著/後藤安彦訳/ハヤカワ文庫)。
夕食の支度。黒酢をきかせた回鍋肉、いただきものの韓国海苔、白菜の糠漬、豆腐と若布の味噌汁、御飯。 晩酌はブリーチーズとナッツ類でスペインの赤ワインを一杯だけ。
結局、一日晴天で雪もかなり溶けてしまった模様。 出勤できないほどの雪が明日まで残ることを期待していたのだが、はかない夢だったようだ。