いつもの納豆と目刺しの定食ののち、お弁当に御飯と適当に惣菜を詰めて出勤。まだ雪が残っている。
出社してお仕事。のはずだが、どうも眠くてしようがない。あんなに良く寝たのになあ。身体の反応も鈍いし、頭もぼんやりしているし、最も疑わしいのは老年性の痴呆症だが、そうでないなら、ひょっとして冬眠状態なのかも知れない。
夕方退社。帰宅してお風呂。湯船の読書は「お菓子とビール」(W.S.モーム著/行方昭夫訳/岩波文庫)の続き。モームが、自分は若い頃は自信過剰から三人称の視点で書いたが、歳をとるにつれて一人称で書くことが安全だと思えるようになってきた、と、どこかで書いていたはずなのだが、それは「お菓子とビール」のこの箇所のことだったかなあ……微妙に含意が違うような気もする。
夕食の支度。湯豆腐で冷やを五勺ほど。その間に御飯を炊く。秋鮭を焼き、切干し大根の味噌汁。食後に蜜柑を一つ、珈琲とチョコレートを少々。夜は「お菓子とビール」の続き。読了。