小雨の降る朝。こんな日は第二次アフガン戦役で受けたジーザイル弾の古傷が痛むが、稼ぎに出ないことには、老猫を抱えて露頭に迷ってしまう。目刺しを焙って納豆、糠漬、味噌汁、御飯の朝食を済ませ、豚肉と蕪の葉のマスタード和えと御飯を弁当に詰めて出勤。
出社して地味にお仕事をして、夕方退社。再び、小雨が降っている。帰り道の肉屋でメンチカツを二つ買う。一つは夕食に、もう一つはウスターソースをかけて一晩置き、明日のソースカツ弁当になる予定。
帰宅。古書店に注文していた「味の美学」(R.J.クールティーヌ著/黒木義典訳/文庫クセジュ)が届いていた。お風呂に入って、湯船で「美味礼讃」(ブリア-サヴァラン著/関根秀雄・戸部松実訳/岩波文庫)を読む。
夕食の支度。大根のサラダ、メンチカツ、油揚げと若布の味噌汁、御飯。食後に蜜柑を一つ。リースリングとナッツ類。
夜は「オパールは死の切り札」(R.コンドン著/後藤安彦訳/ハヤカワ文庫)を読んだり。「ワインは死の香り」の続編。前回はちょい役だった藤川勇太も再登場して、藤川財閥の御曹司として活躍。