夏のようだった昨日から、今日は急激に気温が下がった。 初老の身には急激な寒暖差がこたえるなあ、と思いつつ、朝食の支度とお弁当作り。 出勤して粛々と作業。 昼休憩に新刊書店で 「暮しの手帖の基本料理」を買った。 夕方退社。
夜は日比谷のみゆき座で映画 「パッション」(ブライアン・デ・パルマ監督/2012)を観る。 「ミッション・インポシブル」のヒットで今やハリウッドの大監督だとは言え、 デ・パルマにはB級サスペンスが良く似合う。 その窃視症的なテイストや、 ちょっと街角に停めた車を撮っただけで「デ・パルマだな」と分かる趣味の悪さ、いや失敬、趣味の良さ、 そして意味がありそうでなさそうな画面分割など、 一言で言うとデ・パルマらしさとは「見る」ことの多面的ないやらしさだと思うのだが、 そういうデ・パルマらしさはB級サスペンスでこそ生きてくるというものだ。