「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/03/22

ラーメン屋にて

今週は週末が二回あったような、お得感。 そして、今日はコートを着るべきか否かの間くらいの気候。 これくらいの感じで、ゆっくりと春に向かっていって欲しいものだ。 いや、もう春なのか。

夕方、退社して、近所の洋食屋へ。軽い夕食。 今日は、美麗な状態の 「毒蛇」(R.スタウト著/佐倉潤吾訳/ハヤカワ・ポケット・ミステリ 356) を 500 円で買えたことを祝い、ビールを一杯。

帰り道にある店でラーメン。 このラーメン屋ではスープを五段仕込みとやらで作っていて、 しかも最後に珈琲に使うようなサイフォンで鰹節を効かせ、 さらに、鰹節と煮干しの「エスプーマ」を添える(エル・ブリか?)。 トッピングは十種類ほどあるうちから、好きな三つを選べる。 スープだけではなく食材も「こだわり」抜いているのだそうだ。 あっさりしていながらもコクがあって確かに美味しいのだが、 まあ、ラーメンはラーメンである。 びっくりするほどではない。 神保町の某J店のように長い行列が出来るわけでもなく、 いつ行っても入れる。

時々、まだあんな調子でつぶれずに続けられてるのかなあ、と思って、 何かもうちょっと軽い食事を、という時に行く。季節に一回くらい。 ちなみに、私が一番良く行くラーメン屋はごく普通の博多ラーメン店である。