朝の珈琲を飲みながら、 R-bloggers を読んでいて、今日は ジョン・スノウ の生誕二百周年だということを知る。 1854 年ロンドンのソーホー地区 Broad 通り(現 Broadwick 通り)周辺でコレラが流行した時、 罹患者の分布から汚染源が通りに設置された公共ポンプである、つまりコレラが飲料水を通じて伝染すると推測し、 (このこと自体は証明されなかったにも関わらず)、 ポンプの使用を止めさせることで正しく感染の拡大を防いだことで有名。 これが最初の現代的な、つまり統計学を用いた、疫学応用であるとされている。
ジョン・スノウの業績を称え記念する「ジョン・スノウ学会」というものがあって、 この会員になるための唯一の条件は、ジョン・スノウ・パブを訪ねることだそうである (The John Snow Society 公式サイトより)。 そうと知っていれば、イギリスにいた時にビールを飲みに行ったのに!