今日も異様に暖かい。 最高気温は 25 度だとか。なんだか極端だなあ。 洗濯をしてから朝風呂に入ったあと、御飯を炊く間に、 柳葉魚を前菜にビールを一杯だけ。 御飯が炊けたので、御櫃に移している間に昼食の支度。 鯖の中骨と大根の千切りで船場汁、 たらこ、焼き海苔、蕪の糠漬、卵かけ御飯。
食後に猫と並んでちょっと昼寝、と思ったら、 気付くと 15 時。寝過ぎて体調が悪い。 身体を動かそうと、まず大豆を煮て、 次に鶏肝のウスターソース煮を作り、 掃除機がけをして、トイレ掃除をし、 洗濯物を畳み、風呂掃除をし、 その合間に「死を招く料理店」(B.ヤウマン著/小津薫訳/扶桑社ミステリー) を読む。
そうこうしていると、もう夕食の支度の時間だ。 主夫の一日は短い。 朝から塩をしておいた鶏の胸肉を長葱の青いところと生姜と一緒に蒸し、 並行して、青豆の炊きこみ御飯を作る。他に豚汁と、大豆の大根おろし和え、冷奴。 食後に伊予柑を一つ。 一人暮らしだと、料理で人を喜ばせようという動機がないからか、 一汁三菜にも及ばないことが多い。今日は何とかセーフ。
食後に、玉葱を一部スライス、一部微塵切りにして、 スライスは塩もみして林檎酢漬けに、 微塵切りの方は煮大豆と一緒に三杯酢で和え、 そののち、お風呂に入る。 湯船でも、「死を招く料理店」。
そして明日の朝の気温は 4 度、最高気温は 12 度との予報。 急激な気候の変化は老体にこたえるんだよなあ……と、思いつつ、包丁を研ぐ夜。