三連休のあとの朝は辛い。結局、寝坊してヨーグルトと珈琲だけの朝食を済ませて、慌てて出勤。梅雨が明けたら、いきなり猛暑。熱中症を真剣に予防しなければならない老体にこたえる。
通勤電車はいつもの時間だが、普段より人がやや少ない気がする。こう蒸し暑いと当然のことながら、全うな精神の持ち主は夏休みに入ったのだろう。そしてマヨルカ島のパルマでレモンシャーベットを食べながら、ヴィヨロンセロより美しい辻馬車を待っているのに違いない。
夕方退社。帰り道の猫ロードでは、色々な模様の猫がばたばたと日影に倒れて伸びている。帰宅してお風呂に入ってから、夕食の支度。出来合いの豚カツとキャベツの千切りでビール。のち、茄子の塩揉みに辛子醤油、鯛飯、韮の味噌汁。
夜は、「パスコーの幽霊」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1412)より、「屋根裏のトランク」、「リオデジャネイロの講演」。