帰宅して、今日の夕食は湯豆腐からと決めていた。 お風呂に入ってのち、 湯豆腐。冷やで酒を五勺ほど。 鶏もも肉と長葱の漬け焼き丼、白菜浅漬け、チキンスープ。
夕べの読書。 「天使の復讐」(P.シェルビー著/和泉晶子訳/ハヤカワ文庫)。 予想以上に面白い。 宿敵の陰謀によって大富豪の父を殺され、資産も会社も結婚したての夫も国籍も全てを奪われた主人公は、十九歳の少女。 そのどん底から這い上がって、復讐を遂げようとする主人公と、 そうはさせじと陰謀を張り巡らせる敵との戦いを、カリブ海を舞台に華麗に描くという、 粗筋だけ聞くと馬鹿馬鹿しさ満点の物語。 でも、良く出来ている。
全然知らなかった小説家だが、ラドラムと共著も書いているらしいので、 かなり力量のある作家のようだ。