朝から晴れたり曇つたり雨が降つたりの奇妙な天気。蒸し暑い。ああ夏が来たのか。午後は六本木の豪華ビルに往訪ミーティング。初顔合はせだしと思つて、一応ネクタイをして行ったら、ジーンズと T シャツでないのは私だけ、みたいな環境だつた。
夕方退社。さらに猛烈な湿度。まさに夕立と言ふ豪雨が降つては上がり、降つては上がりしてゐる。高温と湿度と低気圧でふらふらになりながら帰宅。風呂に入つてから夕食の支度。食欲もなくて、トマトと錦糸卵と若布の冷やし中華。冷やし中華日和ではある。
昨日から読んでゐる「死すべき定め」(A.ガワンデ著/原井宏明訳/みすず書房)。とても重い内容だが、既に本年度ベスト・ノンフィクションの気配。ちなみに先月出版されたばかり。