「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/06/22

午後の暇潰し

朝食はオレンジ、ヨーグルト。昼食はレトルトのカレー、自家製の玉葱のピクルス、らっきょうの甘酢漬け。イタリアの赤ワインを一杯だけ。夕食は、笹かまぼこと冷奴でビールのあと、素麺(錦糸卵、焼き海苔、大葉、茗荷)。

「午後の死」(S.スミス著/山本俊子訳/ハヤカワポケットミステリ 1414)、読了。"An afternoon to kill" という原題が洒落てるし、心理描写が巧み。短く綺麗にまとまった佳品、という感じ。「我輩は猫である」(夏目漱石著/ちくま文庫「夏目漱石全集1」)も読了。人それぞれにご贔屓の場面があるだろうが、私は迷亭君が蕎麦を食べて涙を流すところと、最後のあたり寒月君がヴァイオリンを買う話が好きで、何度読んでも笑える。