「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/08/28

高野豆腐と卵

目覚めたら、外は今日もかんかん照りだ。 気象情報によれば今日の最低気温は 28 度。 珈琲、自作の巨峰ジャム、ヨーグルトののち、 納豆(大葉)、胡瓜の糠漬、しめじと長葱と油揚げの味噌汁、御飯の朝食。 お弁当を詰めて出勤。ばてばて。 明日も明後日も明々後日も最低気温は27度。 今週を乗り切れるのだろうか……。 多分これから日本人は、高温に平気なタイプが自然選択されると思う。 それがまさしく「進化」と言うものだ。

昼食は持参のお弁当。塩鮭、隠元の和え物、梅干し、御飯。 近くの銀行で、半泣きになりながら住民税を払う。 三ヶ月分をまとめて自分で払うのは、自動的に毎月天引きされるより、 遥かに精神的ダメージが大きい。 午後は定例のミーティングなど。 夕方退社。 お湯のような空気をかきわけて帰宅。

まず、お風呂。 湯船の読書は 「『ユリシーズ』の謎を歩く」(結城英雄訳/集英社)。 夕食の支度。 冷たい高野豆腐に温泉卵で、冷酒を五勺ほど。 子供の頃から高野豆腐と卵の料理が好きだった。 年寄臭い趣味だったが、今や初老を迎えたので、しっくりくる。 温かく卵とじでもよし、冷製にもなおよし。 さらに、油揚げに醤油と一味で和えた刻み葱を詰めて網で焼き、残りの酒の肴にする。 最後は、素麺に蒸し鶏とさらした長葱をのせて酢橘をしぼった。